ものづくり補助金平成25年度製造業沖縄県

バフ加工不要で短納期量産化を可能にするアクリル用NC設備導入

有限会社高江木工

成果一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 8時間→0.5時間

この事例のポイント

  • 木工家具では新商品の開発が課題になっていた。
  • 木工製品の精度向上と時間短縮を図るため、自動切削機械のNCルーターを導入した。
  • 一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 8時間→0.5時間。NCルーターの導入により作業効率が上がり、正確でスピード感のある加工が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社高江木工
所在地沖縄県 宮古島市
業種木材・木製品製造業
技術分野機械制御,精密加工
従業員数4人
資本金200万円
設立1961年

事業の背景

当社は創業以来、三線を中心に木工家具の製造・販売を行っている。木材の切り出しから塗装仕上げまで一貫して製作しているのは県内でも珍しく、職人がすべて手作りするため県内外の三線ファンから好評を得ている。一方で木工家具には、新商品開発、製造コストの削減、技術向上、消費者ニーズへの対応といった課題があった。機械化を模索していたが自己資金では難しく踏み切れずにいた。

課題と取り組み

抱えていた課題

やったこと

木工製品の精度向上と時間短縮を図るため、自動切削機械のNCルーターを導入した。機械にプログラムを入力して材料をセットするだけで、同じ製品を何度も正確に製作できる。2次元だけでなく3次元など複雑なデザインも可能で、0.01mmまで設計できるため手作業より精密に仕上がる。職人歴50年の熟練工に匹敵する技術力を得たといっても過言ではない。

新しい製品・サービス:複雑なデザインの八角形皿やテーブル家具などの新商品

事業の効果

  • 一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 8時間→0.5時間

NCルーターの導入により作業効率が上がり、正確でスピード感のある加工が可能になった。木製表札への文字彫りや複雑なデザインの彫り込みなど、従来できなかった加工もできるようになり、多様な消費者ニーズに応えられるようになった。一枚板テーブルの天板仕上げは大幅に時間が短縮され、短納期への対応や多量生産も可能になった。

今後の展望

これまで手作業では不可能とされた複雑なデザインの八角形皿やテーブル家具などの新商品開発に着手し、三線以外の分野で新たな顧客層を増やしたい。また、細かい文字彫りを活かして沖縄県産木の表札・看板を製作し、子どもの命名板を自社ブランドとして確立したい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。