ものづくり補助金平成26年度電気・ガス・熱供給・水道業北海道

介護施設やグループホームさらに在宅要介護者の緊急事態を関係者にワンタッチで通報できるEメール一斉通報装置の試作開発

株式会社アイエス

成果事業完了後に6施設が同システムを採用した。

この事例のポイント

  • 緊急時には通話中の回線を使うため施設担当者への連絡ができず、担当者への連絡も一人ずつ順次でしか行えない。
  • 災害情報の発信と受信、スタッフへの一斉通報を、緊急時に確実かつ早急に行うシステムを開発した。
  • 事業完了後に6施設が同システムを採用した。ボタンひとつで施設スタッフに一斉メール通報できるようになり、電話回線の制約による連絡の遅れや手動送信の手間が解消された。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アイエス
所在地北海道 帯広市
業種電気業
資本金1,500万円
設立1972年

事業の背景

当社は電電公社の時代から通信設備業を45年以上営み、ビジネスホンや消防設備、セキュリティ機器の販売と設置を柱に、福祉医療施設やホテルなどを顧客に持つ。納入先とは設計、販売から保守まで長く付き合い、その関係が次の仕事につながっている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力緊急時には通話中の回線を使うため施設担当者への連絡ができず、担当者への連絡も一人ずつ順次でしか行えない。
  • 人手・技能緊急時にパソコンを操作して一斉メールを送る余裕はなく、既存システムもパソコンからの手動送信方式のため解決策にならなかった。
  • 新製品・新技術平時は稼働しない防災システムのために顧客が回線を増やすのは難しく、誰でも操作できる簡単な仕組みが必要だった。

やったこと

災害情報の発信と受信、スタッフへの一斉通報を、緊急時に確実かつ早急に行うシステムを開発した。誰でも操作できるよう状況別のメッセージを送れる8ボタンの通報装置を作り、長年の顧客である救護施設に提案した。補助金の採択を受けてIP電話を利用した二号機、三号機を制作し、オフィスの電話機から素早く簡単に操作できるようにした。開発は営業担当者と技術者の社内プロジェクト形式で行い、複数施設への対応やクラウド経由の大量送信機能などの検証も実施した。

  • その他8ボタン通報装置IP電話対応の緊急通報装置二号機、三号機

新しい製品・サービス:ボタンひとつで関係者に一斉メール通報できる保安システム「HayaMail(ハヤメール)」

事業の効果

  • 事業完了後に6施設が同システムを採用した。

ボタンひとつで施設スタッフに一斉メール通報できるようになり、電話回線の制約による連絡の遅れや手動送信の手間が解消された。事業完了後に6施設が採用し、隠れた不安の解消と評価されている。火災以外の災害や入居者の異常を知らせるメニューやPHSからの起動オプションも加わり、担当者の不安軽減や防災訓練のスムーズな実施に役立っている。卸売市場や在宅介護など従来と異なる業種からの問い合わせも増えた。

今後の展望

スマホ版「HayaMail」をAndroid用にリリースし、iPhone用アプリも開発中である。十勝とその周辺地域の顧客のために何ができるかを考え、HayaMailを育てていく方針である。

事業者の声

巡回中でもその場からワンタッチで応援要請ができる

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。