ものづくり補助金平成26年度情報通信業北海道

外来患者をターゲットとした、クラウドによる病院待ち時間短縮サービス

アイ・ティ・エス株式会社

この事例のポイント

  • 病院の受診では問診票を待合室で紙に手書きすることが当たり前で、患者の待ち時間が長かった。
  • 病院に行く前に問診票を入力できるクラウドサービスを開発した。
  • 患者が来院前に問診票を入力できるため、待合室での滞在時間が減り、ほかの患者との接触時間も短くなる。

事業者のプロフィール

事業者名アイ・ティ・エス株式会社
所在地北海道 札幌市
業種情報サービス業
資本金7,000万円
設立1987年

事業の背景

同社は医療機関向けの電子カルテや医事会計システムなどのシステムを主力とし、大手メーカーの販社としてパッケージを販売している。病院や診療所、介護施設、調剤薬局などに情報技術を提供している。社員から「病院の待ち時間って長いよね」という声があがったことが開発のきっかけになった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力病院の受診では問診票を待合室で紙に手書きすることが当たり前で、患者の待ち時間が長かった。
  • 新製品・新技術医療サービスに貢献できる新たな自社製品を開発する必要があった。

やったこと

病院に行く前に問診票を入力できるクラウドサービスを開発した。スマートフォンやタブレットなど多様なOSに対応し、患者が自宅で入力できるようにした。高齢者にも使いやすいよう見やすさや簡単な操作にこだわった。道内の医療機関にモニターを依頼し、特に高齢患者の使いやすさや他システムとの連動などを検証して改善を重ねた。商品名は「I-mon(アイモン)」とした。

新しい製品・サービス:問診票をクラウド経由でスマートフォンやタブレットから入力できるサービス「I-mon(アイモン)」

事業の効果

患者が来院前に問診票を入力できるため、待合室での滞在時間が減り、ほかの患者との接触時間も短くなる。病院は事前にデータを取得して診察の準備ができ、待ち時間の短縮と医療サービスの向上につながる。単体で導入でき価格も検討しやすいため新規顧客開拓の入口となり、主力の電子カルテや医事会計システムの販促にもつなげられる。

今後の展望

診療予約やお薬手帳のクラウド化も視野に入れ、総合的なクラウドサービス提供を目指す。北海道で蓄積した実績をもとに全国展開を積極的に進める。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。