回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社柳澤鉄工所
| 事業者名 | 株式会社柳澤鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 鹿角市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 57人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1921年 |
当社はボーリング用のロッドやケーシング(鋼管)などの製造を得意とする鉄工関係の総合企業で、鉱山関連の鉄工工事で培った技術に定評があり、難易度の高い注文が全国から寄せられている。地震の影響で地盤補強工事においてボーリングパイプの継ぎ手として鋼管にロープネジ加工を施すニーズが高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
若年層が扱いやすい高性能な数値制御機能と操作・熟練技能習得を支援する機能を併せ持つCNC普通旋盤を導入した。選定した機器は対話式でプログラムを組んで旋削加工ができ、ものづくり職人を目指す若年層の教育にも役立つと期待された。この設備により、ネジ山と底形状を円弧にするロープネジ加工を熟練技能者に頼らず行える体制を整えた。
若年層でもCNC操作を習得できるようになり、加工時間が短縮されて納期に応える生産体制が整った。CNC旋盤の技術習得とノウハウの蓄積が進み、最近導入したより大型の旋盤機械の操作にも役立っている。長い歴史で初めて女性技能者を採用するなど、働きやすい職場環境づくりにもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉱山関連の鉄工工事を基盤に技術を蓄積し、ロープネジ加工の受注見送りを減らすためCNC旋盤を導入したと読める。
地熱開発向けの耐食性が求められ難切削材へのニーズがあると判明したと書かれるが、市場規模や自社の強みの数値的裏付けは薄い。
熟練工の高齢化と汎用機で加工が難しく受注を見送っていた課題を認識し、CNC旋盤導入で納期対応できる体制を整えたと書かれている。
加工時間の短縮と納期対応が成果として挙げられるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
若年層がCNC操作を習得し、熟練者に頼らない体制を構築したと書かれるが、人員数や事務体制の詳細は読み取れない。
ロープネジ加工という顧客ニーズと、難形状に対応できる点は読み取れるが、ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
大型切削加工の手作業依存という中長期課題と今後の受注目標は書かれるが、スケジュールや解決方法は具体的ではない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ロープネジ加工は難易度が高く汎用機では対応しづらいと書かれ、高付加価値化の方向性はうかがえるが、数値の裏付けはない。
地熱開発や地盤補強工事での需要に触れるが、波及効果や雇用創出の国の関与理由は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は事例からは読み取れません。
リニア関連や橋脚工事を目指すとあり成長分野への進出意向はうかがえるが、構造転換への言及はない。
地域社会への貢献を社是に掲げ、東日本有数の鉄工企業として地域で事業を行う点は読み取れるが、雇用増の数値はない。
東京オリンピック後の景気後退懸念はあるものの、リニア関連や橋脚工事などの受注を目指し、鉄に関わるあらゆるニーズに対応していく考えである。より大型の切削加工については依然として熟練技能者の手作業に頼る面が多く、技能伝承と社内体制の見直しを模索している。
先々を見据えると新卒者を採用したいが、その数は年々減るばかり。今いる社員を大切にしながら、若い人たちにとっても働きやすい職場環境を整えたい。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分
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