ものづくり補助金平成26年度製造業福井県

既存プレカットノウハウを活用した新たな省エネ業界基準に適合した新設備開発事業

太田木材株式会社

成果断熱材の加工可能な最大厚さ 66mm→85mm

この事例のポイント

  • 木材の供給に加え断熱材も顧客から求められていたが、木材用の加工機械では断熱材の厚さに対応できず、柔らかな素材も扱いにくかった。
  • 木材加工機をベースに大幅に仕様を変更し、柔らかな断熱材を傷つけず、厚みを最大85mmまで加工できる加工機を開発した。
  • 断熱材の加工可能な最大厚さ 66mm→85mm。断熱材のプレカットを木材とセットで提供できるようになり、同業他社との差別化を図れた。

事業者のプロフィール

事業者名太田木材株式会社
所在地福井県 永平寺町
業種木材・木製品製造業
従業員数50人
資本金1,000万円
設立1987年

事業の背景

太田木材は工務店や大工、ビルダー等への木材供給を事業の柱としている。近年は省エネ住宅が主流となり、木材と同時に断熱材の注文も増えている。顧客からは断熱材もプレカットしてほしいとの要望が寄せられていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力木材の供給に加え断熱材も顧客から求められていたが、木材用の加工機械では断熱材の厚さに対応できず、柔らかな素材も扱いにくかった。
  • 人手・技能当初は社員が断熱材を1枚ずつ寸法を測ってカットしていたが、人件費などの面で採算が合わず断念せざるを得なかった。
  • 新製品・新技術既存の機械メーカーはコストが合わないとして大幅な仕様変更に手を付けていなかった。

やったこと

木材加工機をベースに大幅に仕様を変更し、柔らかな断熱材を傷つけず、厚みを最大85mmまで加工できる加工機を開発した。まずCADでサイズや枚数などの情報を入力し、加工用のソフトを作製した。コンピュータ制御で切断するため寸法の狂いがなくなり、製品としての性能も向上した。出荷する断熱材には使用場所を印字し、現場の作業をしやすくした。

  • 加工機断熱材プレカット用加工機
  • ソフト断熱材加工用ソフトCADデータ入力対応

新しい製品・サービス:木材と断熱材をともにカットできる断熱材プレカット加工サービス。最大85mmまで対応する新設備。

事業の効果

  • 断熱材の加工可能な最大厚さ 66mm→85mm

断熱材のプレカットを木材とセットで提供できるようになり、同業他社との差別化を図れた。現場でのゴミや騒音が減り、運搬回数の減少によりCO2も削減された。次世代の省エネ基準の変更にも柔軟に対応できる体制が整い、木材のシェア拡大につながった。

今後の展望

  • 目標:プレカット事業部では年間600棟の木材・資材を供給する。

事業者の声

断熱材もプレカットしてもらえないか

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

大阪府製造業平成25年度

MRI用超電導マグネット監視装置の生産体制強化

制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。

効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。