回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社平松食品
| 事業者名 | 株式会社平松食品 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 豊橋市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
大正11年創業の平松食品は、愛知県産のアサリなどを原料につくだ煮や甘露煮を長年製造・販売してきた。製品の約7割はスーパーなどの小売店に卸され、大手プライベートブランドやコンビニエンスストアのおにぎりの具材にも販路を広げている。食生活の洋風化や嗜好の多様化により、つくだ煮や甘露煮の需要は伸び悩んでいた。同社製品の海外への輸出割合は約2%にとどまっていた。
抱えていた課題
やったこと
熟練社員の経験と勘に頼ってきた生産計画を、豊橋技術科学大学との共同研究により人工知能(AI)を活用したシステムとして構築した。顧客ごとの出荷管理はバーコードリーダーで一括管理し、発注書のバーコードを端末で読み取ることで、生産指示書の作成から在庫管理までを人手に頼らず効率的に行えるようにした。海外向けには「テリヤキ・フィッシュ・ゼリー」を開発し、海外の展示会や見本市に出展して販路の開拓を進めている。
| ソフト | 生産・在庫管理システム(AI活用) |
|---|---|
| 検査測定 | バーコードリーダー |
| その他 | 端末 |
新しい製品・サービス:海外向けの「テリヤキ・フィッシュ・ゼリー」
ITの活用により、翌日の出荷に向けた残業などが減り、在庫管理にかかる労力が大幅に削減された。人的負担の軽減に加えて不良在庫も削減された。生産計画の高度化により、原材料費などに左右されない付加価値の高い商品構成へのシフトを目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大正11年創業の老舗で、甘露煮の独自技術とノウハウを積み重ねてきたと書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえる。
製品の7割がスーパーに卸され、海外輸出は2%程度と書かれ、強みと外部環境の関係は一部読み取れる。
熟練社員の経験と勘に頼っていた生産計画をシステム化し、残業減と不良在庫削減につなげた課題解決が具体的に書かれている。
付加価値や賃上げの数値目標は書かれておらず、わずかに高付加価値商品構成へのシフトがうかがえるだけである。
平松社長や首藤サブマネージャーが関与し、豊橋技術科学大学との共同研究で開発中と書かれ、体制の一端は読み取れる。
海外向けテリヤキ・フィッシュ・ゼリーの開発と展示会出展は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
海外展開を視野に販路開拓を進める計画や共同研究の開発中である点は書かれるが、スケジュールや課題解決法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
つくだ煮の需要が伸び悩む中で高付加価値商品構成へシフトする考えが示され、高付加価値化の方向性はうかがえる。
海外で再発見された日本の味が国内の新たなニーズにつながる可能性や、伝統食の需要喚起への言及があり、波及効果の示唆はある。
残業の減少や不良在庫の削減は書かれるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
AIを活用した生産計画システムを大学と共同開発し、バーコード端末による出荷管理を一括化した点が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
愛知県産のアサリなど地元で獲れた魚介類を原料とする点はうかがえるが、地域経済への牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外展開を視野に入れ、海外の展示会や見本市への出展などで販路を開拓していく計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。
省施工・少人数で施工できる定尺横葺きの金属屋根材の新商品を開発した。
効果:サイズ縦275mm