増産体制を確立する為の課題解決策として、充填・打栓ラインを導入する。
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間
成果木型製作の納期(手作業比の平均短縮率) 100%→71.2%
| 所在地 | 三重県 四日市市 |
|---|---|
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,立体造形 |
| 従業員数 | 2人 |
鋳造業界は製造拠点の海外移転、材料・燃料等の高騰、少子高齢化による労働者不足などの問題を抱えている。鋳造用木型の新規製作は大幅に減少し、木型業者が廃業に追い込まれるケースも少なくない。また鋳物の国内市場は今後縮小が予想され、国内外の企業との競争も激化している。当社は鋳造用の木型製作で高い技術とノウハウを持ち、樹脂型も製作して多品種少量生産を行う取引先の細かなニーズに応えている。
抱えていた課題
やったこと
CAD/CAM機能を組み込んだ小型精密NCルーターを導入し、木型製作の工程を一部IT化した。CAD/CAMのアプリケーションをパソコンにインストールし、環境設定や基本操作の訓練、モデルデータの作成を行った。NCルーターとCAD/CAMを使い、インペラ、ブラケット(下型・上型・芯取)、フレームの3型を試作し、手作業より効率的に製作できることを確認した。製作した木型の情報はExcelに入力し、型番、形状、最大外形、高さ、作製年月、発注元、メーカーの項目で検索できるようにした。
NCルーターとCAD/CAMの導入により、木型製作の納期が手作業と比べて平均28.8%短縮された。ケミカルウッドを使用した場合は±0.002mm以内の加工精度を実現し、木材でも手作業より精度が向上した。生産能力は3割程度上がり、従来外注していた木型の2割を内製化できた。製作時間の短縮によって顧客に複数の試作型を提示できるようになり、不良の削減にも寄与すると見込まれる。
製品図面と型図面の差分をデータベース化して技術のデジタル化を進め、将来的には廃業する木型会社の受け皿となることを目指す。
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名