自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
若林工業有限会社
成果加工時間 150分→67分
| 事業者名 | 若林工業有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 亀山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 500万円 |
住宅用板金と自動車試作シートの板金部品を製作している。自動車試作部品は受注が時期によって偏り、顧客からは開発期間の短縮に伴う更なる短納期化を求められていた。試作品は量産前に不具合を確認するためのもので、開発期間はトレンドの変化が速く、期間短縮とスピードアップが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
現状の生産工程を見直し、新たな設備を導入して工程を検討した。三菱電機株式会社からオペレーション指導を受講した。導入した新設備の稼働状況を確認し、検収を行った。検討した図面に基づいて新設備で部品を製作し、全工程の加工時間と加工精度を目標値に基づいて評価・検討した。タレパンの穴加工と治具のレーザー加工の工程を削減し、リードタイムの短縮を図った。
| 加工機 | レーザー加工機 |
|---|
設備投資により加工時間が大幅に短縮され、目標の1時間15分に対し実績は1時間7分で目標を達成した。加工精度も従来の±0.15mmから±0.05mm以内に向上した。多能工化により生産性が上がり、短納期への対応が可能となった。他職員での多能工化の目標は達成できたが、途中退社の職員もいた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
短納期要求への対応を課題とし受注を取り逃がしていたと書かれているが、過去の取組との一貫性や位置付けの説明は薄い。
顧客からの短納期要求と他社対応困難な設計変更対応が書かれ、強みは読み取れるが市場動向の分析は具体性が薄い。
加工工程の削減で段取り時間を削減し、加工時間を2時間30分から1時間7分に短縮したと数字で示されている。
加工時間は目標1時間15分に対し実績1時間7分、精度は目標±0.1mmに対し±0.05mm以内と数値で目標達成が示されている。
三菱電機からオペレーション指導を受け、オペレータの多能工化を進めたと書かれているが、体制の詳細は薄い。
短納期が顧客の要求とされ、試作部品の位置付けは書かれるが、ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的。
現状分析から設備導入、稼働確認、検収までの工程順が示されるが、中長期の課題検証やスケジュールの詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
高付加価値化や高価格化の記述はなく、試作部品の分野での差別化がわずかにうかがえる程度。
雇用を増やし地域に貢献することをめざしたと書かれているが、波及効果の具体的な数値はない。
加工時間や精度の改善は数字で示されるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果は書かれていない。
レーザー加工技術の導入は書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は限定的にうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
地域貢献と雇用増加をめざすとあるが、地域の特性を活かした付加価値創出の具体性は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客の仕様通りに製作する受け身的な活動から、顧客の開発期間短縮へのコミットや合理化策、経費削減策を提示する提案型企業を目指す。加工技術の改善余地もあるため、事業終了後も加工技術の高度化を進める。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。