回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社マックス
| 事業者名 | 株式会社マックス |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 八尾市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 90人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1905年 |
明治38年創業のマックスは、石けんのブランド力を背景に、戦前からギフト商品で頭角を現してきた。現在は、化粧石けんの生産量の80%を輸出するなど海外展開も進めている。一方で、外部環境によって変化する肌の悩みに、より早く応えることが求められている。
抱えていた課題
やったこと
補助金で性能評価設備として皮膚粘弾性pH測定装置とマイクロスコープを導入した。これにより開発した商品の泡立ちや、商品使用前後の肌や髪の毛の状態を数値化できるようにした。開発部内では毎月勉強会を開き、社内のベテランから若手までが講師となって化粧品の基礎知識や開発に用いる成分の専門的なノウハウを共有している。製造現場では多能工化を推進し、技能継承につなげている。新製品として、乾燥肌や敏感肌向けの洗浄料ブランド「素あわ」を改良した「素あわマシュマロソープ」を平成29年4月に発売した。
| 検査測定 | 皮膚粘弾性pH測定装置 |
|---|---|
| 検査測定 | マイクロスコープ |
新しい製品・サービス:素あわマシュマロソープ
性能評価設備の導入により、開発した商品の泡立ちや使用前後の肌・髪の状態を数値で示せるようになり、競合品との違いを可視化できるようになった。新製品の素あわマシュマロソープは平成29年4月に発売され、保湿やニキビ・肌荒れを防ぎキメを整える効果を持つ天然の植物性うるおい・美肌成分を配合している。社内勉強会と多能工化により、開発力の向上と技能継承が進んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業明治38年から石けん事業を続け、化粧石けんや敏感肌向け「素あわ」へつながる流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
輸出比率80%や量販店への市場開拓など強みは読み取れるが、市場動向との関係を踏まえた競争優位の説明は具体性が薄い。
社長が外部環境で変わる悩みを早く捉えたいと述べ、性能評価設備で競合との違いを可視化するとあるが、高付加価値化の数値目標は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
開発部内の毎月勉強会や多能工化、資格取得による人材育成が書かれており、遂行体制の一部がうかがえる。
乾燥肌や敏感肌向けの保湿・ニキビ防止という顧客の悩みと、天然うるおい成分の配合は示されているが、ニーズの裏付けは薄い。
性能評価設備の導入は書かれているが、中長期の課題検証や遂行スケジュール、課題解決方法の記載は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
泡立ちや肌状態を数値化する性能評価を行い、競合品との違いを可視化すると書かれているが、市場での希少性や高価格化の数値は示されていない。
輸出による事業拡大や新たなステージへの言及はあるが、国が補助する経済波及や雇用創出の理由は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
性能評価設備で商品使用前後の肌や髪の状態を数値化するとあり、デジタル活用の一端はうかがえるがサプライチェーンへの貢献は不明。
公開されている事例からは読み取れません。
大阪府八尾市に本社と工場があることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
社長は「外部環境によって変化する悩みを、いち早く捉えたい」
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分