自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
東海化成品 株式会社
成果切断・仕上げ作業時間 8時間→2時間
| 事業者名 | 東海化成品 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪府八尾市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
同社は昭和63年設立のプラスチック切削加工会社で、衛生用品(おむつ)製造に使う治具や食品工場の搬送パレットなど100個以下の少量品を手がけている。取引先は食品・日用品メーカーを中心に30社を超える。近年、設備機器の軽量化や耐食性の問題から金属部品の樹脂化が進み、耐衝撃性に強いエンプラの用途が広がっている。
抱えていた課題
やったこと
厚物樹脂に対応するパネルソー(切断機)を導入した。導入した八尺自動パネルソーは最新の板厚100mmまで対応し、「自動送りデジタル制御」機能を備える。刃の切れ味も良く、切断と仕上げに8時間かかっていた作業が4分の1に短縮された。切断は±0.5mm以内に抑えられ、切断後の仕上げ作業がなくなった。安全性に配慮した構造のため、作業中に刃先が作業者に当たる危険もなくなった。
| 加工機 | 八尺自動パネルソー |
|---|
材料切断の時間が大幅に短縮され、生産性が向上した。熟練工2人がかりの切断作業を若手社員1人で対応できるようになり、熟練工を他の仕事に振り向けて新たな受注に対応できた。切断機の安全性が高まり、作業者の負傷の危険がなくなって労働環境も改善した。若手でも安心して樹脂の切断を任せられる工場づくりに貢献した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成元年の工場開設や平成24年の移転など事業の経緯は書かれているが、導入設備と経営戦略の関係は明示されていない。
取引先30社超や保有設備の記載はあるが、強み・弱みと市場動向を比べた競争優位の説明は薄い。
丸鋸の寸法ばらつきや切断に2人かかる課題を挙げ、切断と仕上げ8時間が4分の1に短縮されたと具体的に述べている。
売上高を平成29年1月期の約1億7,000万円から3年後に3億円にしたいと数字で目標を示している。
従業員13名で若手育成や熟練工の配置転換に触れるが、補助事業を遂行する体制の詳細は少ない。
中国や東南アジア向けおむつ需要や産業用ロボット分野の伸びに触れるが、顧客ターゲットの整理は限定的。
平成31年中の5軸加工機導入検討や4年後の事業承継など今後の計画は示されるが、遂行方法の詳細は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
100種類以上の樹脂加工に触れるが、同分野で高付加価値化や高価格化を図る根拠は示されていない。
プラスチック業界の伸びや人手不足対策での産業用ロボット需要に触れるが、国が補助する理由としての波及効果は具体性が薄い。
切断時間の大幅短縮や仕上げ作業の廃止など効果は書かれるが、補助金額と付加価値増加の関係は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
プラスチック業界は伸びが見込めるとの社長の見方が示されるが、構造転換への寄与は読み取れない。
八尾市での工場開設や地域の記載はあるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
プラスチック業界は今後も伸びが見込まれ、受注が増えている。中国や東南アジアでの日本製おむつの販売や、大人用おむつ需要、産業用ロボットの導入増加が見込まれる。さらなる加工能力向上のため、平成31年中までに高精度な5軸加工機1台の導入を検討している。売上高を平成29年1月期の約1億7,000万円から3年後に3億円にしたいとしている。
今後もプラスチック業界は伸びが見込める
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分