回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
金剛ダイス工業株式会社
| 事業者名 | 金剛ダイス工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 紀美野町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 23人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
同社は昭和40年の設立以来、半世紀にわたる実績とノウハウを持ち、超硬合金に微細加工を施す技術を生かして、ネジや小型金属部品を中心とした冷間鍛造用工具・金型を製造している。製品は自動車関連から電子部品、自転車、スポーツ競技まで多岐にわたる。
抱えていた課題
やったこと
ワイヤー放電加工を使った高精度電極を作成し、より細かな仕上げ面を持つ電極を作れるようにした。穴径φ0.4~8の小径異型穴ヘッダーダイスを得意とし、加工できる範囲はφ0.25~16で、丸穴だけでなく複雑な形状の穴にも対応する。鉄系材料に加え、銅合金やチタン合金の鍛造にも対応できる。金型を試作し、得られる製品が従来の製造方法と比べて精度が上がっているか、金型寿命に変化がないかを評価してから量産に進める。さらに生産性向上のための加工条件の選定と成果のマニュアル化、人材教育プログラムの更新・実施も行っている。
| 加工機 | ワイヤー放電加工機 |
|---|
ワイヤー放電加工による高精度電極の作成により、細かな仕上げ面を持つ電極が作れるようになり、金型の高精度化と生産性の向上が進んだ。複雑かつ高精度な金型の要求にも迅速に対応できるようになり、顧客の競争力向上につながった。生産性が向上したため顧客からの量産要求にも十分対応でき、高精度化により価格競争力も高まり、同社の強みになっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和40年設立で半世紀の実績があり、超硬合金の微細加工技術を生かして小径穴冷間鍛造金型を続けてきたと読み取れる。
φ0.4~8の小径異型穴ヘッダーダイスを得意とし、加工範囲φ0.25~16や高精度化による価格競争力を強みとして挙げている。
ミクロンレベルの精度要求や生産性向上が課題として示されるが、解決後の付加価値や成長の数値目標までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員23名で、試作評価や加工条件のマニュアル化、人材教育プログラムの更新・実施を並行して行っていると書かれている。
自動車、電気製品、弱電、医療、航空・宇宙など用途を挙げ、複雑かつ高精度な金型に迅速対応することが選ばれる理由として示されている。
試作から精度・金型寿命の評価を経て量産へ進める順序が示されるが、期間や具体的なスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高精度化による競争力は述べられているが、分野の普及度が低いことや高水準の高付加価値化を示す記述はわずかにうかがえる程度。
スポーツ、医療、航空・宇宙分野の将来性に触れ、業界発展への貢献を見込んでいるが、雇用や波及効果の数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
ワイヤー放電加工による高精度電極の作成が挙げられているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は明記されていない。
航空・宇宙や医療といった将来性のある分野への展開を示しており、構造転換への関連がわずかにうかがえる。
和歌山県紀美野町に所在地があると書かれるだけで、地域の特性を生かした雇用や成長への言及は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
スポーツや医療、航空・宇宙分野は将来性のある業界であり、同事業の成果がこれからの業界発展に貢献すると考えている。展示会などを利用して拡販に向けたPRを進め、柔軟な発想力を武器に世界にも目を向けている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%