回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社出雲たかはし
成果生産量 3万食→5万食
| 事業者名 | 株式会社出雲たかはし |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 雲南市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 2,300万円 |
| 設立 | 1949年 |
株式会社出雲たかはしは、2018年に創業70年を迎える製麺業の老舗である。研究開発に力を入れ、製品は300品目を超える。OEMで他社ブランドの商品製造を請け負うことが多く、同業他社から技術力を評価されて取引先を紹介されることもある。現在の最大の取引先は、京都の有名料亭と共同開発した化学調味料無添加のにゅうめんである。
抱えていた課題
やったこと
フリーズドライ麺を製造するため、生地コンベア、麺帯製造機、圧延機、計量機、巻取り装置、減粉散布機、自動包装機などからなる製造機械一式を導入した。これにより、生地の製造から自動包装までを担う2ライン体制を確立した。フリーズドライ麺は独自の冷熟乾燥麺で、強いコシが高く評価されている。原材料によりラインを分けて生産できるようにした。
新しい製品・サービス:フリーズドライ麺(独自の冷熟乾燥麺)
2ライン体制の確立により、月の生産量が3万食から5万食に増えた。製品の種類を増やせるようになり、原材料ごとにラインを分けてアレルギー対策も強化できた。効率が上がり、社員の残業時間は半減した。機内食や海外向けなど新たな市場への参入も見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
冷風乾燥の独自技術や無添加・国産材料へのこだわりが、過去の取組として一貫して書かれている。ただし今回の投資を経営戦略上どう位置付けるかは明示されていない。
OEMで全国ご当地麺の製造を請け負い、同業他社から取引先を紹介される技術力と、にゅうめん最大の取引先化が具体的に書かれている。
県外の顧客拡大や機内食・海外展開を目指すとあるが、課題認識と成長計画の数値的な裏付けは薄い。
生産量が月3万食から5万食になったと数値で示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
強いコシの評価や高級具材入りにゅうめんの好評など、選ばれる理由は読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
品質を保ったまま製造期間を短縮する狙いや五年後の新社屋建設予定がうかがえるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無添加やフリーズドライ麺の独自製法など、同分野で高付加価値化を図る取組が具体的に書かれている。
地域の老舗製麺業として雲南市での雇用や取引拡大がうかがえるが、国が補助する積極的理由としての波及効果は書かれていない。
生産量が3万食から5万食になり社員の残業時間が半減したと数値で示されるが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
機内食や海外向けへの進出を目指すとあり、市場成長分野への進出がうかがえるが、構造転換への言及はない。
島根県雲南市の製麺業として地域の特産的な製品を生み出している点は読み取れるが、地域経済の牽引としての記述は薄い。
今後は機内食など他の分野への進出を目指す。品質を保ったまま製造期間の短縮を狙う。五年後には新社屋の建設も予定しており、さらに競争力を高める見通しである。
百回中、一回成功すればいい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人