高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
有限会社神山鉄工所
| 事業者名 | 有限会社神山鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 名西郡神山町 |
| 業種 | 職別工事業 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1999年 |
当社は徳島県で鉄骨製品の製造を行う職別工事業の会社である。徳島県を始め近隣の地方自治体を中心に、耐震性の高い建物への需要が各地で高まっている。鉄骨に対しても耐震性の高い製品が求められ、主要取引先からの要望もあった。
抱えていた課題
やったこと
柱大組立溶接ロボットシステムを導入し、従来半自動であった溶接工程を自動化した。溶接部位の両面を自動的に交互溶接し、入熱管理や歪み調整などを計測・管理できるようにした。溶接材料と入熱管理条件の関係を研究し、溶接材料を変更した。鉄骨の自動回転が可能になり、天井クレーンを使わない作業工程に見直した。製品検査成績表と超音波探傷検査成績表の添付を開始した。
| ロボット | 柱大組立溶接ロボットシステム |
|---|
溶接ロボットの導入により溶接部位の両面を自動で交互に溶接できるようになり、歪み補正が不要になって歪みが解消された。天井クレーンを使わずに鉄骨を自動回転させられるため、作業者の安全と負担の軽減が図られた。溶接材料と熱条件の研究により溶接強度の向上を目指している。成績表を添付して製品の品質の高さを証明する取組みも始めた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉄骨製品の製造を続けてきた事業で、耐震性の高い製品への要望が主要取引先からあったと書かれ、過去の取組との関係は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的でない。
耐震性の高い建物への需要の高まりと取引先からの要望に触れているが、競合との比較や自社の強み・弱みの記述はない。
半自動溶接の歪み補正や安全面の課題を挙げ、溶接ロボット導入と両面自動交互溶接で歪みが解消されたと、課題と解決策が対応して書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、品質証明の提供と5年以内の事業化計画があるのみである。
従業員9人の規模と、人的資源の強化や組織変更を想定すると書かれているが、補助事業を遂行する具体的体制の記述は薄い。
耐震性の高い鉄骨製品という価値と、製品検査成績表の添付で品質を証明する方針は書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
溶接材と入熱管理条件の研究、品質証明の実用化を並行し5年以内に事業化するとスケジュールが示されているが、課題解決の詳細な方法は薄い。
資本調達体制の強化を想定とあるのみで、財務状況や金融機関からの資金調達の見込みは書かれていない。
耐震性の高い鉄骨製品という分野の普及度は記載がなく、高付加価値化の内容は一部うかがえる程度である。
南海沖地震への対応や耐震性の需要の高まりに触れるが、国が補助する理由となる波及効果や雇用創出の記述はない。
歪み補正が不要になり作業者の負担が軽減されたとあるが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は書かれていない。
溶接の自動化と計測・管理によるデジタル化の一端がうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県や近隣自治体での耐震需要の高まりに触れるが、地域の雇用や経済成長への牽引は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
溶接材と入熱管理条件の研究と品質証明の有用化を並行して行い、5年以内の事業化を計画している。人的資源の強化や組織変更、資本調達体制なども含めた経営資源の強化も想定している。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%