回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
翠化粧合板株式会社
成果天然突き板の厚さ 0.5mm→0.25mm
| 事業者名 | 翠化粧合板株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 宇和島市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,精密加工,表面処理 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2013年 |
創業は昭和47年で、化粧合板の突き板を製造している。主力は建築内装材の天然化粧合板で、関西地方を中心に関東地方にも販路を持つ。大都市圏の建築増と東京オリンピックまでに東京都の不燃領域率を60%から70%へ引き上げる計画により、不燃の天然化粧合板の需要が国内で伸びている。
抱えていた課題
やったこと
板面凹凸追随型サンダーを導入した。材料検知装置で化粧板の前端・後端や表面の厚み誤差を計測し、その情報をエアーパッドの上下位置に反映させる仕組みとした。これにより過剰研磨や端ダレを解消した。作業員による確認作業がなくなり、加工時間と段取りを含むリードタイムを短縮できた。
| 加工機 | 板面凹凸追随型サンダー |
|---|---|
| 加工機 | ワイドベルトサンダー |
| 加工機 | 突き板製造設備 |
| 検査測定 | 材料検知装置 |
新しい製品・サービス:0.25mmの極薄突き板を使った天然化粧合板
極薄の突き板でも破らずに研磨できるようになり、従来は二工程だったサンダー工程が一工程で済むようになった。作業員の確認作業がなくなり、リードタイムが短縮され、不良品の発生が抑えられた。原料突き板コストと製品不良率の削減により、天然化粧合板のコストを15%程度削減できる見通しが立った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例は国産天然化粧合板の需要増を捉えて業容拡大する方針を示すが、過去の取組との連続性を示す記述は薄い。
東京都の不燃領域率60%→70%や国産品回帰の市場動向を踏まえ、極薄突き板で低価格・高品質を実現する強みが具体的に書かれている。
突き板の破れと厚み精度による不良が課題とされ、サンダー導入で0.25mm化と工程の1工程化により解決する計画が読み取れる。
突き板コスト20%削減、不良率10%削減、コスト15%程度削減の見通しと、厚さ0.5〜0.8mmから0.25mmへの具体的数値が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
不燃の極薄突き板という製品価値、関西・関東の取引先、都市部マンション需要が具体的に整理されている。
自動車内装材の新市場や拡販への取組は示されるが、導入後の遂行スケジュールや課題解決の段取りは具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
不燃性能の高い極薄天然化粧合板の製造という高付加価値分野で、0.25mm製造を実現した点が事例に具体的に書かれている。
東京都の不燃領域率引き上げや都市部建築増に関連する需要創出はうかがえるが、国が補助する積極的理由は明示されていない。
原料コスト20%削減や不良率10%削減など効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の記述はない。
サンダーの凹凸計測やエアーパッド制御はわずかに技術革新をうかがわせるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
自動車内装材という新市場への進出が期待として触れられるが、日本経済の構造転換に資する記述は限定的。
宇和島市の事業所から大都市圏へ出荷する構図はうかがえるが、地域の雇用や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
大幅な製造コストダウンにより、需要の伸びが続く大都市部への輸送コストを負担しても競争力に余裕がある。都市部マンション建築の増加と、国産品重視への市場の回帰を捉えて拡販に努める。また自動車内装材を新たな市場として期待している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg