ものづくり補助金平成26年度運輸業、郵便業福岡県

短納期と高品質を実現するアパレル流通加工ワンストップ体制の構築

プロスパー産業株式会社

成果荷受けから出荷までの日数 7日→4日

この事例のポイント

  • アイロンプレス工程を外注していたため、外注先との荷物の受け渡しと加工に4日かかり、荷受けから出荷まで最短でも7日かかっていた。
  • 立体プレス機を導入し、アイロンプレス工程を外注から内製化した。
  • 荷受けから出荷までの日数 7日→4日。外注していたアイロンプレス工程を内製化し、荷受けから出荷までの日数を最短7日から4日に短縮できた。

事業者のプロフィール

事業者名プロスパー産業株式会社
所在地福岡県 福岡市
業種運輸に附帯するサービス業
従業員数38人
資本金1,000万円
設立1988年

事業の背景

1984年に物流業を始め、1990年代に入りアパレル業界の物流を強化して、1998年からはアパレル業界の物流に特化した。アパレル業界ではSPAが力を持ち、顧客ニーズに応えるための短納期化と低コスト化が業界全体で求められている。アパレル市場は2007年から2010年まで横ばいで、2015年以降に増加に転じ、そのけん引役はファストファッションを提供するSPA企業である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 納期・工程アイロンプレス工程を外注していたため、外注先との荷物の受け渡しと加工に4日かかり、荷受けから出荷まで最短でも7日かかっていた。
  • コスト・採算流通加工の工程が分かれていて間接コストがかかり、短納期化と流通コスト削減が求められていた。

やったこと

立体プレス機を導入し、アイロンプレス工程を外注から内製化した。立体プレス機は人体型の機械に背広やコート、セーターなどを着せ、中からの蒸気でシワを伸ばす仕組みである。設備導入にあたっては、アイロンプレス機の外部熟練者から指導を受けた。九州のアパレル流通加工業界で初めてX線検査装置を導入し、金属片が混入した商品や触診しにくい靴、バッグ、雑貨などの異物を高精度に検査できるようにした。

加工機立体プレス機(アイロンプレス機)
検査測定X線検査装置

事業の効果

  • 荷受けから出荷までの日数 7日→4日
  • アイロン工程の対応日数 4日→1日

外注していたアイロンプレス工程を内製化し、荷受けから出荷までの日数を最短7日から4日に短縮できた。配送コストも削減できた。X線検査装置により高精度な異物検査を実現し、アイロンプレス機まで保有する会社は少なく、スピード面で優位性を確保できた。他社からのアイロンプレスの受託も見込め、収益アップにつながると期待される。

今後の展望

今後は作業員の熟練度を高めて生産性を上げたいと考えている。他社からのアイロンプレスの依頼を受けることで、さらに収益アップが見込める。輸入量の増加に伴い精度の高い検針・検品の需要も高まると見込まれ、物流加工のワンストップ体制の重要性はこれからさらに高まるとみている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。