画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
丸井織物株式会社
| 事業者名 | 丸井織物株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 鹿島郡中能登町 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 295人 |
| 資本金 | 5,718万円 |
| 設立 | 1956年 |
織物業界では軽量で伸縮性のある細糸への傾向が続いている。当社は生産の約40%を細糸製品が占めており、今後も増える見込みである。主力はポリエステルやナイロンなどの合繊糸を使った織物で、主な製品はダウンジャケットやスポーツウェアである。
抱えていた課題
やったこと
準備工程の糊付工程で、送り出し側と巻取り側のそれぞれの張力を測定し、その結果をサーボモータで制御する方式に変更した。従来はDCモータで張力計測の結果をフィードバックしていたが、構造上の理由から細糸への応答性が劣っていた。制御するサーボモータの数を増やしたことで、より繊細な張力制御が可能になった。さらに設備の稼働情報を社内ネットワークを通じて遠方監視できるようにし、設備トラブルの予防保全や早期対応を可能にした。
| 加工機 | サーボモータ |
|---|---|
| 検査測定 | 張力測定器 |
| ソフト | 稼働監視ソフト |
本事業により、細糸商品の生産スピードの制約が改善され、20D原糸で20〜35%のスピードアップを実現した。これにより、生産難度の高い細糸を使う新商品開発のスピードアップにつながる。また、設備の遠方監視によって、トラブルの予防保全や早期発見・早期対応が可能となった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
織機を順次更新してきた経緯と、細糸比率が約40%で今後増える見込みという流れが書かれ、一貫性はうかがえる。
細糸トレンドという外部環境と、20D原糸で20〜35%のスピードアップという自社の対応は読み取れるが、競争優位の説明は薄い。
準備工程の糸張力変動が生産ボトルネックで糊ムラ不良も生じると課題が具体的に示され、サーボ制御による解決策も記載されている。
20D原糸で20〜35%のスピードアップという具体的な数値目標と実績が示されている。賃上げや付加価値額の目標は書かれていない。
体制や人材、事務処理能力について記載がなく、社員数295人と設立年月のみがわずかにうかがえる。
細糸商品の軽量化・機能性や東京オリンピック関連の需要など、ターゲットとニーズは読み取れるが具体性が薄い。
10D・8Dの糸への展開や新商品開発の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
細糸・ダウンジャケットや高機能素材の生産で、他社と差別化した商品を開発する方針が示されている。普及度の数値は書かれていない。
オリンピック採用実績や国内外への販売拡大が言及されるが、雇用創出や波及効果の具体的な記述はわずかにうかがえる程度。
スピードアップ効果と新商品開発スピードへの寄与は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
遠方監視や予防保全、社内ネットワークでの稼働情報管理は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
石川県の地域企業であることや能登上布の歴史は書かれるが、地域の特性を活かした経済成長への言及はわずかにうかがえる程度。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年の東京オリンピックを大きな商機と捉えている。今後は10D、8Dのより細い糸を使い、さらに軽量化を進める。スポーツウェアではストレッチ性や通気性、ダウンジャケットでは保温性といった機能性を高め、他社と差別化した商品を開発し、国内外への販売拡大を図る。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%