回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
北九食品株式会社
成果1日の蒸練時間 540分→250分
| 事業者名 | 北九食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 鞍手町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1978年 |
昭和53年に餅の製造販売で創業し、スーパー向けの販売競争が激しくなったことから冷凍和菓子の比率を高め、業務用和菓子の製造に移った。売上高は平均で毎年10%ずつ伸びている。包餡機の導入で生産能力が飛躍的に高まり、現在は大福、くず餅、わらび餅など50種類の商品を製造している。
抱えていた課題
やったこと
最新型の全自動蒸練機(生地製造装置)を導入した。従来の蒸練機は1回100kgの生地をつくれたが、新しい機械は1回200〜250kgに対応でき、処理能力は従来の2〜2.5倍になった。1日100kgの釜4台で1台あたり19回行っていた蒸練は、1台あたり8回で済むようになった。生地をふっくらさせるエアレーション機能により、これまでより良い生地ができるようになった。
| 加工機 | 全自動蒸練機(生地製造装置) |
|---|
新しい蒸練機の導入により、1回の生地処理能力が従来の2〜2.5倍に高まり、1日の蒸練時間は半分以下に短縮された。エアレーション機能により生地がふっくらし、品質も向上した。大量生産が可能になったことで価格競争力も強まった。人手不足の中でも対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業後の包餡機導入から大量生産体制への流れや、業務用和菓子へのシフトが書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
1日の蒸練時間が9時間から4時間10分へ短縮、処理能力2~2.5倍など数字で強みが示され、競争優位が具体的に読み取れる。
生地づくりが包餡に追いつかず待ち時間が出ていた課題が書かれ、蒸練機導入で解消する流れは読めるが、計画の詳細は薄い。
年平均売上10%増の実績はあるが、今回の設備で目指す付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
開発専属の部署と担当者を置いていることや、受注対応の文化は読めるが、補助事業の遂行体制としては具体性が薄い。
取引先の要望に迅速に応える開発力や、大福・くず餅・わらび餅など50種類の商品群が示され、選ばれる理由が読み取れる。
海外展開と人手不足解消の方針は示されるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の具体策は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
業務用和菓子の中で大量生産と品質向上を図る点は読めるが、高付加価値化の水準を示す数字は少ない。
海外市場開拓や和食・和菓子の食文化発信に触れており、波及効果への言及はあるが、国が補助する理由としては薄い。
蒸練時間半減、処理能力2~2.5倍、製造原価の低下など、設備投資に対する効果が数字で示されている。
全自動蒸練機の導入は読めるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はうかがえる程度にとどまる。
海外展開や食文化の観光需要に触れるが、構造転換に資する成長分野への進出としては読み取りが限られる。
福岡県鞍手郡の企業であることは書かれるが、地域の特性を活かして雇用や成長を牽引する記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
和菓子の海外展開を見込んで大量生産体制を整えた。後発組として中国などアジア圏での市場開拓に力を入れたい考えで、2年前から海外での売上が伸び始めている。和食や和菓子に触れる外国人観光客の増加も、同社の認知度を高め新しい市場を開拓する機会になると見込んでいる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分