新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社パストラル
成果生産能力は2,400本/日、52,800本/月、633,600本/年になった。
| 事業者名 | 株式会社パストラル |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 山鹿市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,700万円 |
| 設立 | 1997年 |
当社は地元産の農産物を使い、アイスクリームやジェラート、アイスバーを多品種小ロットで製造販売している。OEM生産が事業の6割を占め、発注元は個人店から全国で数百店舗を展開する大企業までと幅広い。2014年に首都圏を中心とするアイスバー専門店の出店をきっかけに国内でプレミアムアイスバーのブームが起き、アパレル系や雑貨系、カフェなどの参入が相次いだ。数万本以上でなければ受注できない大規模工場に対し、当社は数百本から数万本に対応できるため受注が増えた。
抱えていた課題
やったこと
アイスバーを冷却液で冷やし固める製造装置1台を新たに導入し、冷却能力を高めて連続運転を可能にした。アイス液を充填する凍結缶の洗浄機も新たに導入した。以前は他の器具と兼用の洗浄機だったため、洗浄にかかる時間的なロスを解消した。
冷却能力の向上で連続運転が可能になり、生産能力は導入前の2.5倍に増えた。凍結缶洗浄機の導入で洗浄の時間的なロスもなくなった。出荷額ベースでは年間最大9,500万円分の生産能力になった。大手アパレルの販促品や人気グループのイベント向けなど、多様なプレミアムアイスバーの受注にも対応できるようになった。
プレミアムアイスバーのブームは落ち着きつつあるが、アイスバー市場は多様化しており、小ロット多品種生産で培ったノウハウを生かして売上をさらに伸ばす方針。2018年2月オープン予定の加工施設とカフェ併設の洋菓子店で自社販売まで一貫して行い、年間を通じた製造量の平準化を図る。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg