回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 ベルファーム
成果ビタミンC含有量 19mg→118mg
| 事業者名 | 株式会社 ベルファーム |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 つくば市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 400万円 |
1999年に大手通販会社カタログハウスの「通販生活」に掲載されてから、健康志向の読者に支持され、現在は同誌掲載商品のリピート率2位を誇る人気商品になった。さらに三越、伊勢丹、紀ノ国屋などの有名小売店でも取り扱われている。近年は国民の健康志向も高まり、青汁のニーズが増えている。
抱えていた課題
やったこと
ビタミンCを損失せずに高栄養価の青汁を大量生産するため、装置の重要部分となるヘリカルギアを独自開発した。そのヘリカルギアと自社独自の搾り機構を備えた果汁製造装置を導入し、葉物だけでなく根物や果物も搾汁できるようにした。日本食品分析センターに依頼して比較したところ、ケールの基葉100g中のビタミンC含有量は123mgだったのに対し、電動ジューサーで作った青汁は19mgで破損率は85%だった。自社の搾り機で作った青汁のビタミンC含有量は118mgで、破損率はわずか4%だった。
| 加工機 | 果汁製造装置(自社独自搾り機構・ヘリカルギア搭載) |
|---|
新しい製品・サービス:自家農園で無農薬栽培したニンジンや茨城県鉾田市産のメロンを、ケールと同じ製法で搾汁したジュース
新たな果汁製造装置の導入により、生産量はこれまでの約30%アップした。ビタミンCを多く残せるため、栄養価の高い果汁を生産できるようになった。葉物に加え根物や果物の搾汁も可能になり、新たなジュース商品の開発にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1999年の通販掲載から人気商品化し、25年の青汁製造販売という過去の取組の延長として果汁製造装置導入が位置づけられている。
ケールの栄養価をビタミンC123mgと電動ジューサーの19mgで比較し、独自搾り機で118mgを確保と数値で強みを示している。
電動ジューサーでビタミンCが失われる課題を数値で示し、新装置で生産量を約30%アップさせ今後70%増を目指すとしている。
生産量を現時点で約30%アップ、今後は従来の70%アップを目指すと具体的な増加目標が書かれている。付加価値額や賃上げの目標は読み取れない。
従業員数28名や資本金400万円は記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述は読み取れない。
健康志向の現代人に向けた無農薬・無添加・生搾りの青汁という価値と、通販でのリピート率2位という支持の裏付けが書かれている。
新たな果汁装置の開発や海外への技術提供の視野は書かれているが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は具体的に読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
独自特許製法で根物や果物の搾汁も可能にし、ケールの青汁で同じ分野の中で栄養価を高める差別化が示されている。
若者の農業者育成や地元の生産者支援、ベトナムへの堆肥指導などの取組はあるが、波及効果や雇用創出の数値は書かれていない。
生産量30%アップという成果は書かれているが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は読み取れない。
独自の搾り機構や循環型堆肥づくりは書かれているが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
牛久沼を望む地域の農園で原料を栽培し、茨城県産メロンを使うなど地域資源を活かす取組が読み取れるが、地域経済への波及の数値は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は従来から70%アップの生産量を目指す。海外企業から新開発機械の問い合わせがあり、海外への技術提供も視野に入れている。また、若手の農業者育成にも取り組んでいく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%