回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社冨士屋
成果自然酵母の同時培養数 1種類→4種類
| 事業者名 | 株式会社冨士屋 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 新潟市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 設立 | 1924年 |
新潟市古町通に店舗を構え、1924年(大正13年)創業のパン製造販売店で、セルフ販売方式を新潟で初めて定着させるなど県のパン文化を牽引してきた。近年はヨーロッパの小麦・ライ麦などで作られる自然酵母パンの需要が急速に高まっている。消費者の食の安心・安全へのニーズも高まっていた。自家製酵母を使ったパンは全商品の4割ほどまで増えていた。
抱えていた課題
やったこと
補助金を活用し、高温殺菌が可能な洗浄設備と、温湿度制御が可能で自然酵母の培養と生地の低温長時間発酵に最適なドウコンディショナーを導入した。24時間高精度に温度・湿度を管理できる環境が整い、酵母の安定供給が可能になった。これまで1種類ずつしか培養できなかった自然酵母が4種類同時に培養できるようになり、新潟県産小麦に最適な酵母を見つけることができた。その結果、県内初となる、小麦粉から酵母まで全ての材料を県内産でまかなうオール新潟パンの製造・販売を実現した。
| その他 | 高温殺菌が可能な洗浄設備 |
|---|---|
| 加工機 | ドウコンディショナー(温湿度制御可能) |
新しい製品・サービス:小麦粉から酵母まで全ての材料を新潟県産でまかなうオール新潟パン
24時間高精度な温度・湿度管理により自然酵母の安定供給が可能になった。自然酵母を4種類同時に培養できるようになり、新潟県産小麦に最適な酵母を見つけられた。これにより県内初となる全材料県内産のオール新潟パンの製造・販売を実現した。自家製酵母パンの商品化も進んだ。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業95年の老舗パン店で県内初のオール新潟パンを開発したと書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
食の安心安全へのニーズや国内外の自然酵母パン需要の高まりに触れているが、自社の強みとの関係は具体的に述べられていない。
24時間の温湿度管理が人手に頼る課題として挙げられ、設備導入で酵母の安定供給を実現したと書かれているが、事業計画の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
若杉専務取締役が登場するが、人材や事務処理体制について書かれた記述はわずかである。
自然酵母パンは味・風味・こくに優れ、オール新潟パンは県内初の県産素材で安心安全を訴求する点が具体的に書かれている。
設備導入により酵母を4種類同時培養できるようになったと書かれ、今後の遂行方法やスケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
自然酵母パンの割合が全商品の4割ほどに増え、県内初のオール新潟パンを実現したと書かれ、高付加価値品の展開が読み取れる。
県産小麦・酵母で全材料を県内産にする地産地消の取組が書かれ、地域の食材需要への貢献が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
温湿度を24時間高精度に制御する設備導入は書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの波及は明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
新潟の地産地消を支え、古町通の店舗で新潟県のパン文化を牽引してきたと書かれ、地域特性を活かした事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「このパンでいいのか!」と日々自問自答しながら、魅力ある商品をつくっていきたい。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名