研削加工の生産性向上による5φ以下の極細パンチ市場への本格参入
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
株式会社ユニバーサルパッケージ
| 事業者名 | 株式会社ユニバーサルパッケージ |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 富山市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2006年 |
当社は平成18年に富山市で創業し、赤箱と呼ばれる配置箱の製造技術を継承しつつ貼箱の製造を行っている。地元製薬会社の赤箱は富山の伝統品として受け継ぐ必要があり、県内外の様々な業種から貼箱へのニーズも増えつつあった。パッケージ印刷全体の市場規模は平成26年度に1兆3,220億円にのぼり、そのうち貼箱包装材市場は約290億円程度と想定されるが、大幅な市場規模の伸長は見込めない状況であった。
抱えていた課題
やったこと
平成26年に「NBコントロール糊付機」「F4くるみ機 KM」「コーナーライン650」の3機を導入し、貼箱の生産性向上と精度向上を図った。平成27年度には、オフセット印刷では不可能な白を印刷できるオンデマンド印刷機「RICOH Pro C7110s」を導入した。これにより従来の4色に白が加わり、色紙などへの白印刷や本来の色味でのデザインが可能になった。1,000箱以上からのトムソン箱と異なり100箱単位の小ロットでの生産ができるようになった。
| 加工機 | NBコントロール糊付機 |
|---|---|
| 加工機 | F4くるみ機 KM |
| 加工機 | コーナーライン650 |
| 加工機 | RICOH Pro C7110s |
新しい製品・サービス:白印刷できるオンデマンド印刷機を用いた、白印刷による多彩なデザイン表現と小ロットの貼箱製造
白印刷が可能になったことで、色紙などへの白印刷や本来の色味でのデザインが実現し、貼箱で表現できるデザインの幅が大きく広がった。高級ブティックや和菓子店、食品メーカーなどからの新たな需要も創出できた。100箱単位の小ロット生産が可能になり、大量生産ではない商品にも対応できるようになった。高級感のある貼箱の開発にも力を注げるようになり、売上増加が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業者の祖父から約100年続く赤箱(配置箱)の製造技術と伝統を継承し、その延長で新商品開発に取り組んでいることが書かれている。
印刷市場規模が平成26年度1兆3,220億円、貼箱包装材約290億円と数字で示され、白印刷や小ロット対応を強みとして全国展開を狙うと書かれている。
貼箱の課題だった生産性向上と精度向上を機械導入で解決したと明記され、白印刷による高付加価値化につなげる方針も書かれている。
売上増加が期待できると書かれているだけで、付加価値額や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
従業員8人、資本金300万円という規模のみが書かれており、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述はない。
20代~40代の女性をメインターゲットとし、和菓子店や高級ブティック、食品メーカーなど新たな需要先が具体的に挙げられている。
今後の展望として配置箱の新たな需要開拓や高付加価値貼箱の開発に力を注ぐとあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
白印刷による多彩な表現や高級感のある貼箱を強みとしているが、同分野での普及度や高価格化の水準は具体的に示されていない。
富山の伝統品である赤箱を後世に受け継ぐ必要性と、食品や日用品など生活に密着した分野での需要基盤が書かれている。
導入した3機と印刷機の費用や投入額、費用対効果を示す数値は書かれておらず、わずかに効果がうかがえるのみである。
オンデマンド印刷機で小ロット生産や白印刷を実現したと書かれているが、サプライチェーンへの波及や地域のイノベーションとしての記述は薄い。
市場規模は大幅な伸長が見込めず堅調で安定した成長を目指すとあり、成長分野への進出や構造転換との関係は読み取れない。
富山市の伝統品である赤箱や地元製薬会社の製品に関わり、地域の特性を活かした事業であることが具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
伝統品である赤箱の配置箱を後世に受け継ぎ、配置箱の新たな可能性と需要の開拓を目指す。食品や日用品など生活に密着した分野での需要を基盤に、堅調で安定した成長を目指す。
愛されるパッケージ
公式の事例集より(原文のまま)
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分