画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
信州ハム株式会社
成果賞味期限 15日→20日
| 事業者名 | 信州ハム株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 上田市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,製造環境 |
| 従業員数 | 461人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1941年 |
信州ハムは1941年に上田で創業し、ハム・ソーセージを中心とする「信州ハム」ブランド商品を製造・販売している。発色剤・着色料・保存料・リン酸塩を使わない「グリーンマーク」商品は、安全・安心を求める消費者に支持され、業界内で無塩せきというカテゴリーを広げた。商品は約350アイテムと少量多品種で、グリーンマーク商品を全体の50%以上にすることを目指している。
抱えていた課題
やったこと
無塩せき皮なしウインナーの生産ラインを見直し、前殺菌工程での商品内残存菌ゼロを目指して品温管理により微生物増殖を防いだ。人の手を介さないベルトコンベアで包装機までつなぎ、分断されていたラインを一体化した。また無添加ハム専用のインジェクションマシンと自動洗浄装置を導入し、味付け液の管理技術と結着技術を一新した。これにより均一な味付けが可能になり、有添加ハムと同レベルの歩留まり率90%を実現した。
| 加工機 | 無添加ハム専用インジェクションマシン |
|---|---|
| その他 | 自動洗浄装置 |
| 加工機 | 包装機までつなぐベルトコンベア生産ライン |
無塩せき皮なしウインナーの賞味期限を15日から20日に延ばし、目標を達成した。生産性は20%向上し、歩留まりは最大6.4%改善して生産量を増やせる新ラインを構築した。無添加ハムでも有添加ハム並みの歩留まり率90%を実現した。今回の取り組みは無塩せきベーコンなど他製品にも波及し、さらなる生産性向上に応用できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成26年度と27年度の2回にわたりものづくり補助金を活用し、無塩せき商品の生産ラインを継続的に改善している点が読み取れる。
グリーンマーク商品は発色剤・保存料等を使わず健康志向の顧客に高く評価されていると書かれ、競争優位の源泉が具体的に読み取れる。
賞味期限15日が小売店の取扱増加を妨げていた課題を認識し、20日へ延ばす目標と生産性20%向上、歩留まり最大6.4%改善の成果が示されている。
目標の賞味期限20日を達成できたと実証され、生産性20%向上と歩留まり改善が数値で示されている。ただし賃上げ目標は書かれていない。
従業員数461名の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材配置についての記述は見当たらない。
健康志向・安全安心を求める顧客に選ばれる理由があり、無塩せき商品という明確な差別化とニーズの裏付けが示されている。
今後は販路拡大や競争力の高い商品開発を行うとあり、他製品への波及や応用の方向は示されるが、スケジュールは乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
無塩せき・無添加ハムは添加物を使わないカテゴリで高付加価値を狙うとされるが、市場における普及度の数値は書かれていない。
地域の食品メーカーとして上田で創業したとあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明記されていない。
生産性20%向上、歩留まり最大6.4%改善により生産量が増加したと数値で示され、費用対効果の一端が読み取れる。
微生物制御やバイオクリーンシステムの採用はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
上田で創業した地域企業であることは読み取れるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は販路を拡大するとともに、より競争力の高い商品開発を行っていく。価格を抑えたグリーンマーク商品の開発にも取り組んでいる。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%