地元産米粉を使用したアレルギー対策食品の試作開発
自社で栽培した米を400メッシュ以上の細かさに自社製粉し、その米粉を100%使用した米粉かりんとうを試作した。
効果:製粉能力 0.5kg/時間→10kg/時間
株式会社Kamogawa
成果電着メッキの硬度(ビッカース硬度) 418HV→551HV
| 事業者名 | 株式会社Kamogawa |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 京都市南区 |
| 業種 | 機械器具卸売業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 90人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
航空機業界では燃費改善のため、アルミ合金に代えて軽くて強いCFRPを適用し、機体重量の削減が進んでいる。同社は以前から同志社大学との産学連携により、市販の標準超硬エンドミルを母材としてCFRP用エンドミルの試作開発を行ってきた。その中で、市販品の一般的なエンドミル形状はCFRP加工に適していないことが分かっていた。
抱えていた課題
やったこと
高精度CNC工具研削盤を導入し、新しい形状の超硬エンドミル母材を試作した。切削性と研削性を両立させるため、スクイ角を従来の6°から逆スクイ部であるネガランド12°に設定し、スクイ面のCBN砥粒の保持力を高めた。外周2番逃げ角は、CBN砥粒が働く面積を増やすため従来の角度から0°とし、3番逃げ角のみとした。表面の電着メッキは、従来の電気式から無電解式へ変更した。既存のメッキ浴を無電解仕様に変え、時間管理と液濃度管理によりメッキ厚の均一化を図った。治具を工夫して一度のメッキ工程で10本以上の製品を流せるようにし、製造コストを抑えた。
| 加工機 | 高精度CNC工具研削盤 |
|---|---|
| その他 | 既存メッキ浴(無電解仕様に変更) |
新しい製品・サービス:CFRPおよびCFRP/チタンハイブリッド材を加工する高性能エンドミル
高精度CNC工具研削盤の導入により、試作開発の段階から量産を見越した製品開発ができるようになり、高精度な加工を安定的に継続して行えるようになった。自動機能により試作から量産まで一貫して対応でき、短期間での製品開発と製品のタイムリーな供給が可能になった。無電解メッキの採用によりメッキ厚の均一化を数値で管理できるようになり、硬度も確保できたため品質が向上した。今までにないCFRP専用工具を開発でき、ユーザーニーズへの技術的対応をタイムリーに行える環境が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来は市販エンドミルを母材に産学連携でCFRP用工具を試作してきたと書かれ、その延長の事業として位置づけられている。経営戦略上の明確な位置づけは読み取りにくい。
CFRP加工では工具摩耗やバリ等が課題と述べられ、ネガランドや無電解メッキなど自社技術の工夫が示されている。市場動向と自社の強み・弱みの分析は薄い。
工具摩耗、バリ、デラミネーションという課題を挙げ、形状変更と無電解メッキで対応する具体策が示されている。事業計画としての高付加価値化の数値は読み取れない。
メッキ硬度がHV418からHV551へ約30%向上したと数値で示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
産学連携の実績や高精度CNC工具研削盤の導入は書かれているが、人材や事務体制を確保したかは読み取れない。
CFRPやCFRP/チタン積層材を加工する工具という対象は明確で、ユーザーニーズへの対応も述べられている。顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
今後は大学や製造ユーザーへの試供品配布と更なる改良を行う方針が書かれている。スケジュールや課題解決の方法の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
CFRPとチタンの積層材を対象にした専用エンドミルで、市販品にない独自形状と無電解メッキを採用している。新市場性を示す普及度の情報は少ない。
航空機の燃費改善のためCFRP適用が進んでいると背景を述べ、加工技術の必要性を示している。経済波及効果や雇用創出の記載はない。
補助金額や付加価値額の増加は書かれていない。製品の開発成果と短期間での供給能力の向上は記載されている。
産学連携や無電解メッキの採用はあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
航空機の軽量化という成長分野への対応がうかがえる。構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後、大学及び各製造ユーザーへ試供品を配布し、さらに改良を行っていく予定である。
自社で栽培した米を400メッシュ以上の細かさに自社製粉し、その米粉を100%使用した米粉かりんとうを試作した。
効果:製粉能力 0.5kg/時間→10kg/時間
従来より切断スピードが速く、高機能、高精度な切断機を導入した。
効果:切断数の拡大(初年度比) 100%→115%
自然界の酵母を独自に研究し、小麦粉のカビや酸化に加えて老化も防ぐ酵母を開発した。