部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
気高電機株式会社
| 事業者名 | 気高電機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 鳥取市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境,測定計測 |
| 従業員数 | 161人 |
| 資本金 | 4.68億円 |
| 設立 | 1969年 |
当社は製品設計、金型製造、プレス部品加工、プラスチック成形、商品組立までを社内に持ち、大手家電メーカーと炊飯器やジャーポットなどの家電製品を開発から完成品まで一貫して手がけている。2014年には経済産業省主催の製品安全対策優良企業表彰を受けた。中国の賃金上昇と円安を背景に、中国での廉価な家電生産が難しくなり国内回帰の動きが出ている。
抱えていた課題
やったこと
射出成形機2台とその周辺機器を導入し、成形機増設により生産能力を拡大した。導入した小型(220t未満)の成形機により、チャージ率を下げ加工時間を短縮した。あわせてIoTを活用して全成形機と周辺設備を接続し、成形工程の条件と品質情報を見える化する射出成形工程管理システムを構築した。データを解析して工程進捗管理、品質管理、エネルギー管理(制御)、機器と金型の計画保全を行い、生産効率を確認した。
射出成形機の導入によりプラスチック部品の増産体制が確立した。小型成形機の導入でチャージ率と加工時間が下がり、1ショットあたりの加工費が大幅に減った。IoTシステムにより金型と成形機のショット数や稼働時間が管理できるようになり、清掃・点検時期を効率的に管理でき、不具合の防止や保守費用の削減につながった。工場全体の見える化により稼働率の向上と不良率の低減の成果も出ている。
新事業進出・ものづくり補助金
製品設計から組立まで社内に全工程を持ち、家電メーカーと開発から完成品まで行っている点が既存事業との一貫性を示す。
中国の賃金上昇と円安で国内回帰が進む中、社内一貫体制と安全表彰を生かし増産対応している点は外部環境と強みの対応が読める。
現設備では対応困難という課題を認識し、成形機2台導入と1ショット加工費の大幅削減で高付加価値化に結びつけている。
稼働率向上や不良率低減の成果は記述があるが、付加価値額や賃上げの目標数値は示されていない。
既存の成形工場と管理体制を持ち、IoTシステムの構築と工程管理を自社で行う体制が読み取れる。
大手家電メーカーのODM商品を担い、炊飯器などの顧客と製品ニーズに応える構造が示されている。
実施期間を平成28年7月から11月と示し、導入後に工程管理や保全へ展開した段階的な進め方が書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
公開情報では判断できません。
国内回帰の流れに対応して生産能力を拡大し、プラスチック部品の増産体制を確立した点は国内生産の維持に資する。
小型成形機導入でチャージ率低減と加工時間短縮が進み、1ショットあたり加工費の大幅な削減という効果が示されている。
全成形機と周辺設備をIoTで接続し工程管理や品質管理を一元化する取組で、工場全体の見える化を実現している。
公開情報では判断できません。
鳥取市の拠点から国内生産を行う点は触れているが、地域の雇用創出や経済成長への言及は弱い。
今回の導入設備はすでにフル稼働し生産活動に寄与している。ブランディングを中心としたマーケティングも実施中である。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。