回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
合同会社多田木型製作所
成果テスト加工は約半分の時間で完了した。
| 事業者名 | 合同会社多田木型製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 阿南市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,精密加工 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 90万円 |
| 設立 | 2016年 |
当社は鋳造部品の金型を製作している。鋳造製品の多品種少量生産化の流れに対応するため、鋳造用金型製造工程の設備増強が必要とされていた。主要取引先における鋳造製品の生産増大に伴い、鋳造用金型製造能力の強化が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
生産効率を大幅に改善するため、高精度3軸立型マシニングセンタを導入した。自動プログラミング作成技術(CAM)を取り入れ、鋳造用金型を木型を作製することなく素材から直接加工する直彫り加工による生産体制を構築した。要求される加工精度に仕上げるまでのテスト加工を行った。
| 加工機 | 高精度3軸立型マシニングセンタ |
|---|---|
| ソフト | 自動プログラミング作成技術(CAM) |
直彫り加工により大幅に加工時間を短縮できた。一体型を製作できるため離型性が向上し、製品としての付加価値が高まった。これにより受注の増加や有利な価格交渉が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
木型製造から直彫り加工への転換が目的と書かれ、既存の鋳造金型事業との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
主要取引先からの鋳造製品の生産増大と能力強化の要請に触れているが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
短納期対応・離型性向上・生産性向上・受注先開拓の4課題を挙げ、直彫り加工で手作業を減らす解決策を示している。
テスト加工で作業時間が約半分になったとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員3人で初めてのNC機導入に戸惑いがあると書かれ、体制や事務処理能力の確保は読み取りにくい。
一体型による離型性の良さと短納期が価値として挙げられているが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
加工技術の習得と職人技の表現、高精度加工の実現を今後の展望として述べているが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳造用金型の直彫り加工は一般的な分野と思われ、高水準の高付加価値化を示す記述はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
加工時間が約半分になったとあるが、補助金額に対する付加価値増加の数字は示されていない。
CAMによる自動加工と直彫りで木型工程を省く点は技術活用だが、地域やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県阿南市の企業であることは分かるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及はわずかにうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
初めてのNC機の導入で機械操作やプログラミング等に戸惑いがあるが、今後、導入機による加工技術を習得するとともに、職人技も製品に表現できるようにし、高精度加工、納期短縮などのニーズに応えていきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
過去のクレーム異物を使って異物検出装置の能力データを収集し、生産能力のデータも収集した。
効果:異物混入率 0.01%→0%