新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社うずしお食品
| 事業者名 | 有限会社うずしお食品 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島県鳴門市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,800万円 |
| 設立 | 1981年 |
健康志向の高まりから塩分摂取量が注目されている。わかめは従来から保存性を高めるため塩蔵法が行われているが、食塩含有率が30〜50%と高く、歩留り率も低い。塩蔵法は風味や独特のシャキシャキ感も失われてしまうため、旬の味そのままのわかめを市場に提供しようと「新」冷凍技術の試作開発に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
「新」冷凍わかめの製造に必要な急速冷凍機、遠心脱水機、エアシャワー、セミオート計量機を導入し、「新」冷凍わかめを試作開発した。塩蔵法による製品と比べて色合い、風味、食感とも大きく向上し、塩分は自然由来の塩化ナトリウムのみで、ミネラル成分も高い値が得られた。歩留り率は塩蔵法より70%向上させることができた。また、徳島大学と冷凍わかめによる健康維持・健康増進効果の検討を共同研究として開始し、徳島県立工業技術センターとはわかめ加工品の高付加価値化に向けた冷凍加工工程の確立と品質評価方法の確立を目指し、食感および緑色度の分析を終えている。
| 加工機 | 急速冷凍機 |
|---|---|
| 加工機 | 遠心脱水機 |
| その他 | エアシャワー |
| 検査測定 | セミオート計量機 |
新しい製品・サービス:「新」冷凍わかめ
塩蔵法による製品と比べて色合い、風味、食感が大きく向上し、塩分は自然由来の塩化ナトリウムのみで、ミネラル成分も高い値が得られた。歩留り率は塩蔵法より70%向上した。塩分含有量が少なくシャキシャキ感のある冷凍わかめが完成した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
塩蔵法からの脱却を目指し新冷凍法を試作したとあるが、過去の事業や中長期の戦略上の位置付けは記載がない。
塩蔵法と比べ色合い・風味・食感が向上し塩分も自然由来とあるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
塩分30〜50%や歩留り率の低さという課題を示し、歩留り70%向上を実現したとあるが、事業計画の詳細は薄い。
歩留り率は塩蔵法より70%向上したと具体的な数値が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員20人で徳島大学や県立工業技術センターと共同研究を開始したとあるが、補助事業を遂行する体制の詳細は不明。
健康志向や旬の食感・風味をそのまま届ける点は読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
今後は主力商品化、大手・スーパーへの販路拡大、海外展開を予定と書かれているがスケジュールは不明。
公開されている事例からは読み取れません。
塩蔵法と異なる新冷凍法で、色合い・風味・食感を大きく向上させ、塩分も自然由来のみとしている点で高付加価値化が読み取れる。
健康志向への対応や地域のブランド認定「潮里わかめ」に触れるが、波及効果や雇用創出の記述は乏しい。
歩留り率を塩蔵法より70%向上させたという数値があり、投入費用に対する効果の高さがうかがえる。
急速冷凍など新技術の導入は書かれているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は記述がない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県鳴門市の地域ブランド認定わかめを活用した地域の事業であることは読み取れるが、雇用や地域成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「新」冷凍わかめを自社の主力商品として位置付け、大手企業やスーパーへの販売網を伸ばして販売の主軸とする。グローバル展開も視野に入れ、海外市場への活動を随時開始する予定である。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。