回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
タムラファーム 株式会社
成果1日で約1,500本充填することができる
| 事業者名 | タムラファーム 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 弘前市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 420万円 |
| 設立 | 1989年 |
シードル・ジュースはフレッシュなりんごから製造するため、収穫年の12月から翌年4月までの5か月間が繁忙期となる。現在の売上拡大が順調に続くと、現状の設備・体制では安定供給ができなくなる。原材料からこだわった高品質な商品を提供し続けるため、人海戦術に頼らない安定供給体制の確立が課題であった。
抱えていた課題
やったこと
導入機種の選定では、洗瓶・充填・炭酸付加の一連の充填工程が自動処理で完結することを条件とした。その結果、ラインフリー炭酸ガス充填設備を導入することとした。本設備により、ビン洗浄から充填、キャップ作業までを自動化した。さらに無菌室での充填を可能にし、製品の安全性と供給力の向上を図った。
| 加工機 | ラインフリー炭酸ガス充填設備(自動充填ライン) |
|---|
新しい製品・サービス:炭酸を入れられるスパークリングジュースと、今年から本格的に製造を始めたコンフィチュール(りんご加工品)。
充填ラインを自動化したことで、基本的に1人で対応できるようになり、作業人口は20%減となる見込みである。1日約1,500本の充填が可能になって回転率も向上し、既存タンクの回転率も5%以上上がる見込みで、生産性と利益率の向上が期待される。無菌室充填により雑菌侵入や異物混入のリスクが減り、安全で高品質な商品を安定的に供給できる。炭酸付加ができるようになったため、スパークリングジュースなど新商品の開発の幅も広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成3年のりんごジュース加工開始から、シードル・ジュースの高品質化に継続して取り組む流れが読み取れる。
売上拡大が順調で現設備では安定供給できないこと、規格外りんごの活用、GLOBAL G.A.P・HACCP取得が強みとして読み取れる。
繁忙期の生産能力不足を課題とし、作業人口20%減、1日約1,500本充填、タンク回転率5%以上向上という数字で解決策を示している。
作業人口20%減、タンク回転率5%以上アップ、利益率向上という数値目標が示されているが、付加価値額の具体的な目標値は書かれていない。
基本的に1人で対応可能となったとの記述はあるが、補助事業を遂行する体制や人材、事務処理能力の詳細は書かれていない。
高品質・無菌室充填による安全性と安定供給を訴求する方針は読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
導入後の販路拡大やコンフィチュール製造開始などの展望はあるが、遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
無菌室充填やスパークリングジュース製造の可能性は述べられているが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的に示されていない。
青森県産りんごのブランド力向上への貢献に言及があるが、経済波及や雇用創出の具体的な数字は書かれていない。
作業人口20%減や回転率向上による生産性・利益率改善が述べられるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
自動充填ラインや無菌室充填による高度化はうかがえるが、デジタル技術や地域サプライチェーンへの貢献の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
青森県産りんごを原料とした加工品で地域ブランド向上に貢献すると述べられ、地域の特性を活かした事業であることがうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
既存の取引先との信頼関係を強固にし、販路拡大やネット販売で新規取引先を獲得しながら、生産性を高めて増収増益を目指す。平成29年12月に東京浅草の商業施設内に直営店を開設しており、小売り向けから業務用まで幅広いニーズに合わせたりんご加工品を開発したいとしている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名