自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社中谷化学工業所
成果不良率 5.5%→1%
| 事業者名 | 株式会社中谷化学工業所 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 御所市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,立体造形 |
| 設立 | 1970年 |
当社は昭和45年の設立以来、「きめの細かい製品加工」を基本方針として品質の向上・維持に努めてきた。その品質が顧客に認められて製品供給を行っていたが、顧客業界で製品の高機能・高級化が進んだことで、供給する製品の品質や供給量への要求が高まっていた。一方で、安価な海外生産の増加により国内の業者間の競争が激化していた。
抱えていた課題
やったこと
新型の電動サーボ式射出成型機を導入し、旧型の油圧式射出成型機から更新した。電動サーボ式への更新により生産速度が向上し、メンテナンス所要時間の短縮や稼働コストの低減などの相乗効果で生産性が向上した。並行して、機械稼働のコスト(電力・作業油)を見える化し、省エネ活動の指針とした。また、熟練工に頼っていたアナログな機械設定をデジタル化し、OJTによる後継者への教育で育成のスピードアップを図り、人材面のボトルネックを解消した。
| 加工機 | 新型の電動サーボ式射出成型機 |
|---|
新型の電動サーボ式射出成型機の導入により生産速度が向上し、メンテナンス時間の短縮や稼働コストの低減によって生産性が高まった。不良率は目標の約1%程度を達成し、品質も改善した。機械稼働コストの見える化や設定のデジタル化、OJTによる人材育成により、全体的なコストダウンにつなげることができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の「きめの細かい製品加工」を基本方針とし、品質向上を続けてきた経緯が書かれており、一貫性はうかがえる。
競合に比べ品質で優位性があり、顧客製品の1次協力工場や高級外装部品を担う点が具体的に書かれている。
旧油圧式の不良発生要因(約5〜6%)を新型電動サーボ式で改善し、不良率を約1%に抑えた点が数字で示されている。
不良率の目標約1%達成と生産性向上は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
熟練工からOJTで後継者へ教育し人材ボトルネックを解消したと書かれているが、人員数などの体制の具体性は薄い。
顧客の高級化ニーズや高評価の表面仕上げに触れているが、ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的。
新規顧客の開拓や業務体制の改善・設備更新を計画すると書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
同分野で品質基準を社内で顧客要求以上に設定し、高級外装部品を高価格帯で担うなど高水準の付加価値化が書かれている。
海外生産増による国内競争激化は触れられているが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は書かれていない。
不良率を約5〜6%から約1%に改善し生産性が向上したと書かれているが、補助金額に対する効果の数字は示されていない。
業務のデジタル化や見える化は書かれているが、地域やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県御所市の所在地は書かれているが、地域の特性を活かした経済成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は業務体制の改善と設備の更新を続けるとともに、生産体制の拡大も視野に入れ、生産能力の拡大と新規顧客の開拓を目指す。現状は従業員をシフト制にして設備を24時間稼働させており供給能力の限界も見えつつあるが、業務体制の改善や機械設備の更新により供給能力を向上させる余地は十分にあるとしている。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円