新たな加工方法による「原板パネルの製作」と、それを活用した「新商品の開発」を間伐材で
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
株式会社マージネット
| 事業者名 | 株式会社マージネット |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 上富田町 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 1,600万円 |
| 設立 | 1989年 |
平成元年にデザイン会社として始まり、平成14年に印刷機や製本機を導入して総合印刷会社となった。その後、和歌山県内初のUVオフセット6色機を導入するなど独自性のある設備投資を積極的に行い、他社との差別化によって規模を拡大してきた。現在はデザインから印刷、製本、加工、在庫保管、出荷までをワンストップで対応できる体制を構築している。
抱えていた課題
やったこと
ハイブリッドワークフローシステムを導入し、自動確認機能を備えたサーバーを経由して入稿データを受け付けるようにした。データ不備があればシステム側から取引先に通知し、即時訂正できる仕組みとした。印刷業総合業務管理システムでは全工程の一括管理と社内共有を可能にし、取引先に向けて商品の進捗状況をWeb上で公開した。両システムを連携させ、取引先ごとに仮想工場を提供できる体制を整えた。さらに取引先ごとの専用ページに自社の広告画像を盛り込み、商品PRを随時行っている。
| ソフト | ハイブリッドワークフローシステム |
|---|---|
| ソフト | 印刷業総合業務管理システム |
双方向でリアルタイムに情報を共有できるようになり、入稿データのやりとりにかかっていたタイムロスがなくなった。機械やオペレーターのアイドルタイムがなくなり、業務の効率化と生産性が向上した。取引先の顧客満足度が向上し、印刷機の1日の印刷案件数や営業担当者1人あたりの顧客数も増加した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
課題として受注予測の難しさや入稿回数増による利益減少が書かれ、過去の取組との一貫性は読み取りにくい。
圧着ハガキ専用Webサイトや24時間警備の高セキュリティ工場など自社の強みが書かれるが、市場動向との関係は示されていない。
入稿データ不備、利益減少、生産性低下など課題が具体的に認識され、ワークフローと業務管理システムで解決を図っている。
印刷案件数や営業1人あたり顧客数の増加は示されるが、目標値や具体的な数字は書かれておらず付加価値・賃上げ目標は不明。
従業員38名や工場運営の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述はない。
取引先への進捗公開や専用ページでの広告PRなど顧客向けの価値は読み取れるが、ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
導入後の成果は書かれるが、中長期の検証、遂行スケジュール、課題解決方法の記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
圧着ハガキに特化したWebサイトを運営し差別化を図ると書かれ、同分野での独自性がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
効率化で案件数や顧客数が増えたとされるが、補助金額に対する費用対効果を示す数字は書かれていない。
両システムを連携した仮想工場化を取引先に提供すると書かれ、サプライチェーンでの取引先向けデジタル活用がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
和歌山県西牟婁郡の地域企業として県内外へ事業を広げたと書かれるが、地域経済への波及は具体的に示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
システムの能力を本来の形で発揮させるには、社員一人ひとりの意識改革が鍵になると考えている。営業から経理まですべてに価格と時間管理の意識を根付かせ、余力をもって新規開拓に取り組んでいる。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業(ものづくり補助金)を使い、画像寸法測定器や洗浄機などを導入した。
効果:洗浄工程で約32分短縮