回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社伊藤農園
成果賞味期限 4カ月→6カ月
| 事業者名 | 株式会社伊藤農園 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 有田市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 55人 |
| 資本金 | 700万円 |
| 設立 | 2009年 |
株式会社伊藤農園は和歌山県有田市で柑橘類の栽培、搾汁、加工、販売を手掛ける6次産業の会社である。主力のピュアフルーツ寒天ジュレは加工品の中でも販売数が年々増加しており、平成24年と28年を比較すると226%の伸びを示している。
抱えていた課題
やったこと
容器のキャップ巻締めを機械化するため、連続真空巻締めキャッパー機(池田機械工業/MJC-1300V一式)を導入した。これにより窒素置換と真空処理を高度に行い、賞味期限を延ばせるようにした。同時に、搾汁機の不足を解消するためステンレス製搾汁機(森本鉄工所)を導入した。搾汁機の導入は、キャップ作業の機械化で得られた余剰人員の雇用維持にも役立てた。
| 加工機 | 連続真空巻締めキャッパー機(池田機械工業/MJC-1300V一式) |
|---|---|
| 加工機 | ステンレス製搾汁機(森本鉄工所) |
新しい製品・サービス:令和元年の中元ギフトで新商品をリリース(名称は記載なし)
賞味期限を延ばしたことで、海外の既存取引先への新規提案と国内の食品小売への販路拡大が可能になった。生産能力が大きく向上し、中元・歳暮期の需要増加にも対応できるようになった。5年後には海外向けで年間1300万円の売上増、ジュレ商品別で年間1億2825万円の売上を見込んでいる。キャッパー機を生かして令和元年の中元ギフトで新商品をリリースし、好成績を挙げている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ピュアフルーツ寒天ジュレは販売数が平成24年と28年で226%伸びたとあり、加工品事業の延長として位置づけられている。
賞味期限を4カ月から6カ月以上に延ばし、海外と国内の市場に広げる根拠が示されている。自社の搾汁機導入で果汁の必要量増加にも対応できるとある。
手作業の巻締めによる生産能力の低さ、品質不安定、短い賞味期限を課題とし、時間当たり生産量380個から1300個(3.42倍)に高める効果が数字で示されている。
5年後に年間1300万円の売上増、ジュレ商品別売上1億2825万円の見込みと、生産量倍増という数値目標が示されている。
会社概要に従業員55名、設立平成21年とあるが、補助事業を遂行する体制や人材配置の具体的な記述はない。
賞味期限延長により国外の既存取引先と国内小売の両方に提案できる、と顧客ターゲットと選ばれる理由が書かれている。
導入設備と5年後の目標は示されるが、スケジュールや課題解決の段取りは事例文からは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
ジュレは成長が予測される市場とあるが、同分野での普及度や高価格化の水準を示す記述は薄い。
地域の雇用創出や余剰人員の雇用維持が触れられているが、波及効果や社会インフラとしての国の補助理由は具体性が薄い。
補助事業で生産能力3.42倍、賞味期限延長による売上増の見込みが数字で示され、投入額に対する効果が読み取れる。
機械化による品質安定は述べられるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はうかがえる程度にとどまる。
成長が予測されるジュレ製品市場への進出とあるが、日本経済の構造転換に資するとの記述はわずかにうかがえる程度。
有田の6次産業会社として地域の雇用に貢献し、2016年に輝く経営大賞を受賞したとあり、地域の特性を生かす事業と読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
廃棄される柑橘類の皮の活用に関する研究を進めており、化粧品など新たな商品開発に取り組んでいく考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm