プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
有限会社六車エンジニアリング
| 事業者名 | 有限会社六車エンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 美馬市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2006年 |
生産のグローバル化に伴い金型を中国やタイ、韓国などから調達するようになり、国内の金型生産は縮小してきた。近年は海外製金型の精度が悪くコスト高になることから国内回帰するメーカーが多い。主要取引先の工業用ベルトメーカーも同様の事情で、当社へのベルト用金型の薄型真円部品の加工依頼が増加している。
抱えていた課題
やったこと
知能化機能を搭載した複合NC旋盤を導入した。当社の熟練技能を活かした特殊専用治具と組み合わせ、部品の保持圧力を軽減する治具を開発した。熱変位の影響は機械化による対策で解決を図った。この結果、薄型部品の高精度な真円加工技術を構築した。
| 加工機 | 知能化機能搭載複合NC旋盤 |
|---|---|
| その他 | 特殊専用治具 |
知能化機能搭載の複合NC旋盤と特殊専用治具の融合により、薄型部品の高精度な真円加工技術が構築できた。高精度薄型真円部品を効率よく生産できる体制が整い、メーカーの精度・納期要求に対応可能になった。国内需要が回復しつつあるベルト用金型部品の受注獲得につながるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
設立は平成18年2月で、熟練技能を活かした専用治具との融合が書かれ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
海外製金型の精度低下によるコスト高で国内回帰が増え、取引先からの加工依頼が増加したとあり、外部環境は読めるが自社の強み・弱みの記述は薄い。
薄型部品の変形・熱変位という課題を示し、保持圧力を軽減する治具と熱変位対策の機械化で解決を図ったと具体的に記述されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、粗利率を高めて営業利益につなげたいという方向性のみがうかがえる。
従業員5名で熟練技能を持つ体制は読み取れるが、補助事業を遂行する人材配置や事務処理体制の具体的記述はない。
ベルト用金型の薄型真円部品という製品と顧客(工業用ベルトメーカー)は明確だが、選ばれる理由の整理は精度・納期対応の一文にとどまる。
導入機と治具の融合による体制構築は書かれているが、中長期の検証や補助事業のスケジュール・課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超薄型(厚み10ミリ以下)の真円部品を高精度で加工する点を特徴とし、海外製より精度が高い国内高付加価値分野を狙うと書かれている。
国内金型生産の回復という文脈はあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明記されていない。
補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されておらず、部品単価と粗利率が高いという定性的な記述にとどまる。
知能化機能搭載複合NC旋盤の導入は書かれるが、デジタル技術によるサプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは示されていない。
海外から国内への金型生産回帰という構造的な動きに対応する内容で、製造業の高付加価値化に資する方向性が読み取れる。
徳島県美馬市の地方企業である点はわかるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
金型生産は国内回帰が目立つが、大型化や複雑化により付加価値の高い金型作りが求められている。金型部品は単価・粗利率が高いため、この分野を伸ばして会社全体の粗利率を高め、営業利益につなげたいと考えている。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%