塑性加工用材料切断機から省エネルギー洗浄装置への一貫ラインの試作開発
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
吉田刃物株式会社
| 事業者名 | 吉田刃物株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 多久市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 41人 |
| 資本金 | 3,200万円 |
| 設立 | 1980年 |
近年、高品質でデザイン性の高い日本製の包丁が海外で人気を集め、高価でも需要がある。品不足のため海外のバイヤーが地方の製造者を回る例も珍しくない。当社は戦後の農業用刃物を起点に刃物を量産してきた会社で、日本で最高硬度のステンレス刃物鋼ZDP189を使い、柔らかいステンレス材と合わせたクラッド材によるダマスカス包丁を開発した。海外富裕層をターゲットに販売を開始したところ、機能面で高い評価を得た。
抱えていた課題
やったこと
課題を解決するため、包丁への打刻に使う最新式のレーザーマーカーを導入した。併せて、散乱光が外部へ出るのを防ぎ人体を保護するためのレーザーマーカー専用安全ボックスを導入した。印字物を固定する治具の製作、治具用の材料準備、印字するロゴデザインの準備を行った。見積書を2社から取り、納入業者を決めて発注した。機械納入後、ブランド名やロゴマークを鮮明に表記できること、ロット番号やサイズ・形状、ZDP189の文字などの細かい文字をマーキングできることを確認した。
新しい製品・サービス:最高硬度のステンレス刃物鋼ZDP189を使用したダマスカス包丁(当社オリジナル)
レーザーマーカーの導入により、ブランド名やロゴマークに加えて細かい文字も鮮明にマーキングできるようになり、デザイン性が向上した。デザイン構成や配列の変更も容易になり、顧客の要望に応じやすくなった。マーキングが均一になったことで不良発生のリスクが大幅に低下し、新製品の刻印製造作業も不要になった。さらに刻印ごとのプレス打刻の段取替が不要になり、作業が標準化されて誰もが作業できるようになったため、業務の効率化が実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
初代からの刃物製造の歴史と、ダマスカス包丁の開発・海外販売拡大という一貫した流れが読み取れる。経営戦略上の位置付けは明示されていない。
海外富裕層向けの需要や欧州販売の広がり、ZDP189と柔らかいステンレス材のクラッド材という自社技術の強みが具体的に書かれている。
刻印濃度の不均一で約3%が不良、打刻強化で約10%に歪み、1丁約300円の修正費という課題が数字で示され、レーザーマーカー導入で解決を図っている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、不良率低下の効果のみ書かれている。目標値の実現可能性は読み取れない。
見積書を2社から取り、納入業者を決定して発注した手順や、治具・ロゴ準備の流れが書かれている。人材や事務処理体制の詳細は薄い。
ブランド名やロゴ、細かい文字の刻印で顧客要望に応えられる点や、海外富裕層向けの機能と美観という顧客ターゲットが明確に書かれている。
治具製作や機械納入後の確認など導入の段取りは書かれているが、中長期の課題検証や今後のスケジュールは限定的である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ダマスカス包丁は10層以上の重ね合わせ技法を用い、最高硬度のステンレス刃物鋼を使うなど高付加価値品で、欧州で知名度が上がっていると書かれている。
日本の包丁産業が輸出の大半を占めるという言及はあるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
不良率約3%、修正費1丁約300円といった数字を示し、マーキング均一化で不良リスクが大幅に低下したと効果を述べている。投入額との比較は示されていない。
レーザーマーカーという新技術の導入は書かれているが、デジタル技術の活用による地域やサプライチェーンへの貢献までは書かれていない。
公開情報では判断できません。
佐賀県多久市の製造業であることと、岐阜県関市や新潟県燕市・三条市との産地の比較が書かれているが、地域の経済成長への寄与は具体的でない。
需要の高い包丁には切れ味の良さとデザイン性が求められる。当社は海外富裕層をターゲットに、機能と美観を備えた特徴ある包丁を製造・販売し、存在感を高めていく考えである。
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分