回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社エヌチキン
成果個食パックの製造能力 100%→153.8%
| 事業者名 | 株式会社エヌチキン |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 南九州市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 230人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 2000年 |
株式会社エヌチキンは鶏の処理、加工、販売、流通を一貫して行っており、全210種類の鶏惣菜商品を製造している。個食化の傾向に対応した商品づくりを行っているが、消費者や小売店から個食商品の需要が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
鶏肉の炭火焼商品の袋詰・真空パック工程に竪型袋詰真空包装機を導入し、工程プロセスの改善を図った。個包装に対応した設備により、手作業だった工程を機械化した。これにより生産量が上がるとともに、真空前商品の滞留が解消された。この設備導入に加え、前工程や後工程を含む全製造ラインの見直し改善も行った。
| 加工機 | 竪型袋詰真空包装機 |
|---|
竪型袋詰真空包装機の導入により個食パックの製造能力が向上し、設備導入前と比べて153.8%の向上となった。取引先からの個食パック需要に柔軟に対応できるようになった。多機能設備の導入により製造員の労働負荷が軽減された。製造ラインの後工程のボトルネックが解消され、衛生面も向上した。真空前商品の滞留が解消されてリードタイムが短縮し、コスト縮減と品質向上も得られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鶏肉の炭火焼の個食化対応という事業の方向性は読み取れるが、過去の取組との連続性や経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
少人数世帯の増加や個食需要の高まりという外部環境と、鶏の処理から流通まで一貫して行う体制は読み取れるが、競争優位の説明は薄い。
手作業の袋詰・真空パック工程という課題を認識し、竪型袋詰真空包装機の導入と工程全体の見直しで対応する計画が具体的に読み取れる。
個食パックの製造能力を153.8%向上という数字は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
2016年からのトヨタカイゼン方式の外部研修や従業員の改善意欲に触れているが、補助事業を遂行する体制の詳細は薄い。
取引先の個食需要に細やかに対応する営業活動や、個食商品の需要の高まりは読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
隣接地への第3加工場建設やISO22000認証取得の予定はあるが、遂行方法やスケジュールの詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鶏惣菜商品は全210種類とあるが、個食分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述はわずかにうかがえる程度。
地域の食品製造業として、社員230名規模の雇用や加工処理能力の増強がうかがえるが、国が補助する積極的理由の記述は乏しい。
リードタイム短縮、コスト縮減、生産量増加の成果は読み取れるが、補助金額に対する費用対効果の数字は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
南薩エリアの食品加工企業として地域で雇用を生む事業であることはうかがえるが、地域特性を活かした付加価値の説明は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回の設備導入による生産能力の向上で得た知見・経験をもとに、製造現場の各工程ではさらなる歩留まりの改善を追及していく。全社的には、本社工場隣接地に現工場の約1.5倍の加工処理能力を備えた第3加工場の建設とISO22000の認証取得などを予定している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
ピローを振動コンベヤーで整列させ、一定数ずつ分配して包装機へ投入する新方式のラインを考案した。
効果:計測・分配能力 120個/分→270個/分