省人化レーザ加工システム導入による多品種微量生産の確立及び暗黙知の技術継承
最新型のレーザ加工機を導入し、既設のマシニングセンタ群とIoTでリンクさせた。
効果:年間のべ7,000時間以上のリードタイムを短縮することができた。
株式会社いわきり
成果消費期限 4日→5日
| 事業者名 | 株式会社いわきり |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 日置市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,測定計測 |
| 従業員数 | 62人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1975年 |
当社は創業以来、豆腐・油揚げおよび惣菜類の製造販売を主としてきた。きざみ揚げ用の油揚げは薄手のものが一般的で多くは県外で製造されている。当社の製品は中に豆腐部分が残る身厚さが特徴で、県内で製造しているのは当社のみである。他社製品と比べて消費期限が1日短いことが敬遠され、販路拡大が進んでいなかった。
抱えていた課題
やったこと
きざみ揚げのカット・計量・包装工程の自動化に取り組んだ。薄揚げの自動カット・計量・包装システムを導入し、カット→計量→包装の工程を手作業から自動化した。細菌数を当社基準で低減することにより、消費期限を他社並みの5日に伸ばすための生産体制を整えた。目標は消費期限の1日延長(現状比25%改善)と、年間約2人分の省力化である。安全性を考慮して1日延長にとどめ、生産工程プロセスの改善を図った。
| 加工機 | 薄揚げの自動カット・計量・包装システム |
|---|
薄揚げの自動カット・計量・包装システムの導入により、細菌数の減少で消費期限が1日延び、25%の向上を達成した。人員削減と省力化も進み、年間約2人分の省力化効果が見込まれる。生産スピードは6倍、要員は半減、時間は3分の1となり、計量精度も向上した。この結果、前年同月比で出荷数量150%を達成し、7%の原価低減効果が出ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
豆腐・油揚げ製造販売が創業以来の主力と書かれ、きざみ揚げの消費期限延長は販路拡大の課題として示されるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
他社製品は消費期限5日、当社は4日で敬遠されるとの外部環境と、県内で身厚タイプを製造するのは当社のみという強みが書かれている。
消費期限4日が販路拡大の障害と明示され、自動化で1日延長(25%改善)し、人員削減と出荷数量前年同月比150%という数字で成果が示されている。
消費期限25%改善、生産スピード6倍、要員半減、時間3分の1、原価7%低減など数値目標と実績が示されている。ただし賃上げ目標は読み取れない。
取材で有村本部長、永里部長が登場するが、補助事業の遂行体制や事務処理能力に関する記述は読み取れない。
身厚タイプの薄揚げは県内で当社のみという差別化、消費期限が豆腐関連商品の差別化要因という整理と、受注増への対応という需要の裏付けがある。
今後はIoT対応設備を豆腐の主力設備に展開する検討が示されるが、スケジュールや遂行方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
きざみ揚げは薄手が一般的で多くは県外製造とされ、県内で身厚タイプを製造するのは当社のみという、同分野で独自性の高い製品であることが書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
投入額は書かれていないが、人員削減、出荷数量150%、原価7%低減など費用対効果を示す成果は読み取れる。
今回導入設備2台がIoT対応で、その効果を今後豆腐の主力設備へ展開する方針が書かれており、デジタル活用の取組はうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県の日置・川薩エリアで県内唯一の身厚タイプを製造する地域事業として書かれているが、雇用創出や地域成長への効果は明記されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回導入した設備のうち2台がIoT対応であり、その効果を踏まえて豆腐の主力設備での導入を検討していく。
最新型のレーザ加工機を導入し、既設のマシニングセンタ群とIoTでリンクさせた。
効果:年間のべ7,000時間以上のリードタイムを短縮することができた。
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
3次元CADの図面データを活用できるよう設計開発プロセスを見直し、現在使用しているソフトを活かしながら加工プログラム作成手順を新たに構築し…
効果:この数年で約4%の増加が図られている。