吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
合資会社恩納酒造所
成果異物混入の発生率 4.9%→1.9%
| 事業者名 | 合資会社恩納酒造所 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄県国頭郡恩納村 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 1,050万円 |
| 設立 | 1973年 |
当社では古酒づくりに力を入れており、泡盛愛好家などから評価を受けている。県外での浸透はまだなされていないため希少性がある。売上は減少傾向にあった。
抱えていた課題
やったこと
小型ボトルリンサーと全自動ロータリーラベラーを導入し、製造環境の品質向上と量産体制の構築を図った。機械導入と並行してコンタミネーション対策を実行した。衛生管理教育と施設の改修も進めた。これにより社員の意識改革を進めた。
| 加工機 | 小型ボトルリンサー |
|---|---|
| 加工機 | 全自動ロータリーラベラー |
新しい製品・サービス:若者向けにラベリングした新商品
異物混入の発生率が約4.9%から約1.9%へ低減し、商品によっては異物混入がゼロとなった。洗瓶からラベル貼りまでに要する作業量は約68%削減された。衛生管理教育や施設改修により社員の意識が改革され、製造体制の構築から営業展開に臨める体制が整った。製造人員は1名減少したが、製造商品を絞ることで体制を維持している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
古酒づくりへの注力や県外販路開拓の方針はうかがえるが、経営戦略上の位置付けを示す記述は乏しい。
古酒の希少性や泡盛愛好家からの評価に触れており、強みは読み取れるが、市場動向との関係は具体性が薄い。
出荷前検査で不良品が5%発生し、原因の90%が異物混入と具体的に課題を示し、リンサー等で発生率を約1.9%に下げた。
賃上げや付加価値額の目標値は示されておらず、異物混入率の改善や作業量削減の数値目標がうかがえる程度。
従業員4人で製造作業に追われた課題と衛生教育・施設改修の並行実施が書かれ、遂行体制はある程度読み取れる。
古酒の愛好家評価や土産店・ホテルへの営業など顧客像に触れるが、ニーズの裏付けは具体的数値を伴わない。
補助後の展開として卸先連携や万座毛での販売ブース出店が時系列で書かれ、遂行方法の方向性は示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
古酒は希少性があると書かれるが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
製造作業量約68%削減や異物混入率低下の効果は示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県恩納村の地域資源である泡盛と観光客需要への対応が書かれ、地域特性との関連はうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年10月に開館した万座毛の施設に販売ブースを出店し、古酒と若者向け新商品を販売する予定である。地元資本のホテルを中心とした営業を強化し、急増する観光客に対応していく計画である。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円