回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
成果大型フラッシュドアのプレス可能寸法 2,400mm→3,000mm
| 所在地 | 石川県 津幡町 |
|---|---|
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 2人 |
| 設立 | 1954年 |
建具業界には私たち建具屋のほかドアメーカーなど多くの建具供給会社があり、一般建具ではドアメーカーが作る建具と価格競争になって苦戦している。当社は小ロット、多品種、オリジナルデザインへの対応と寸法対応力を強みとしてきた。しかし大型建具の分野が増えており、H2400㎜W1200㎜を超える建具の製作が今後も増えていくと思われた。
抱えていた課題
やったこと
NC付きパネルソウを導入し、大型フラッシュドアの加工と建具寸法0.1㎜単位での正確な切断加工ができるようにした。大型組み立て機に更新して、H2700㎜W1900㎜まで組み立てられるようにし、機械の限界を超えることがないようにした。大型建具に対応する設備を増強し、加工精度の向上と生産性向上による納期短縮に取り組んだ。
| 加工機 | NC付きパネルソウ |
|---|---|
| その他 | 大型組み立て機 |
NC付きパネルソウの導入で、大型フラッシュドアの製作時間が短縮され、建具寸法を0.1㎜単位で正確に切断できるようになった。プレス作業では2000㎜を超えると1台しかなく滞っていた工程が改善された。組み立てでは機械の限界を超えることがなくなり、ハンマーで叩く作業が減って精度と組み立てスピードが向上し、熟練を要していた作業も改善された。残業時間を減らしつつ人員を増やさずに納期を守れるようになり、社員のやりがいにもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大型建具への対応を今後も増える分野と位置づけ、設備増強で取り組んだと書かれているが、過去の取組との連続性は詳しく述べられていない。
ドアメーカーとの価格競争で苦戦する中、小ロット・多品種・オリジナルデザイン対応を強みとして挙げているが、数値による裏付けは乏しい。
H2400㎜超の製作時間が手作業やハンマー組立で長かった課題を挙げ、NC付きパネルソウや大型組立機で納期短縮と精度向上を図った点が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、残業削減や納期改善の定性的な効果のみがうかがえる。
従業員2名の小規模体制であることは分かるが、補助事業を遂行する体制や事務処理面の記述はほぼ見当たらない。
小ロット・多品種・オリジナルデザインへの対応や、古民家再生の建具修復などの用途が示され、顧客ニーズはある程度読み取れる。
導入後の新デザインやサンプル製作への取組は触れられているが、スケジュールや中長期の課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大型オーダーメイド建具で他社との差別化を図るとあり、高水準の高付加価値化をめざす方向性は読み取れるが、数値は示されていない。
古民家再生プロジェクトへの関わりなど地域の建築文化に触れるが、国が補助する波及効果や雇用創出の具体的記述は少ない。
残業削減や作業効率の改善は述べられているが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
石川県津幡町の地域の建具店として古民家再生に関わる点がうかがえるが、地域経済の牽引に関する記述は限定的である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はこれらの設備による他社との差別化をさらに進め、自社の活性化を実現していく考えである。
当社の加工技術や知識、ノウハウを生かし、お客様に喜んでいただける仕事をご提供出来る会社を目指しています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
過去のクレーム異物を使って異物検出装置の能力データを収集し、生産能力のデータも収集した。
効果:異物混入率 0.01%→0%