回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社源邑光北野刃物製作所
| 事業者名 | 株式会社源邑光北野刃物製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 東大阪市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1906年 |
明治39年創業で、現社長は4代目。主力は昭和40年から製造する内・外装用の金へらで、建設業向けの道具を中心に作っている。平成24年に中国に工場を設け、日本向けに製造を開始した。近年はDIYの人気から一般向けの内装用へらの販売も増えている。
抱えていた課題
やったこと
最新の木工用NCルーターマシン「NCN1210」を導入し、主力商品であるへらの柄部分の製造工程を効率化した。熟練職人にしかできなかった工程を機械で行えるようにし、誰でも作業できる体制を目指した。図面のCAD化により、長年蓄積してきたノウハウをデータとして残せるようにした。生産余力が増えたことで受注増への対応と、食品・家具などの新市場への進出を図った。
新しい製品・サービス:建設現場で職人が使う組み立て家具やテーブルなどを開発予定。
NCルーターの導入により柄部分の製造工程が効率化され、誰でもできる体制に近づいた。図面のCAD化で技術ノウハウのデータ化が進み、生産可能な製品バリエーションも広がった。生産余力の拡大は受注増につながり、食品・家具分野への販路開拓が期待される。導入後は例年の数倍のペースで新製品を開発している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
明治39年創業で昭和40年からへら製造を主力とし、NCルーター導入で食品・家具市場へ進出する一貫した流れが記述されている。
10数個の実用新案取得や小ロット・1本からの特注対応など自社の強みが示され、新市場開拓と結び付けられている。
熟練依存や技術承継に多大な時間がかかるという課題を挙げ、CAD化とNCルーターで誰でもできる化を図る計画が書かれている。
例年の数倍のペースで新製品を開発とあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
機器対応のための社員教育が課題に挙がり、従業員12名の体制が示されているが、遂行体制の具体的記述は薄い。
一貫生産、小ロット対応、ホームセンター等の販売先など顧客と選ばれる理由が整理されている。
家具市場進出や海外展開の構想はあるが、遂行スケジュールや課題解決方法の具体的記述は乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
独自性のあるへらの改良や高付加価値の職人向け製品が示されるが、市場の認知度に関する記述は薄い。
地域の東大阪ものづくりに拠点を置くことは書かれているが、波及効果や雇用創出の国の補助理由は明示されていない。
公開情報では判断できません。
NCルーターとCAD化によるデジタル活用がうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
東大阪のものづくりの町に拠点を置く点は示されるが、地域経済の牽引に関する具体的記述は薄い。
家具関係の市場進出を目指すほか、へらなどの製品では将来は中国や欧州など海外での展開も模索している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名