自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
野原精密木工株式会社
| 事業者名 | 野原精密木工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 五條市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業(家具を除く) |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 設立 | 1944年 |
昭和19年創業の当社は、輸送用木製パレットの製造から始まり、現在は梱包用部材、合板パレット、輸出用スチール枠など物流パレット全般の製作・販売を行っている。木製パレット分野では月産約16,000〜20,000枚の製造が可能で、鉄製分野では輸出用トラクターやエンジンの梱包枠を製作している。奈良県内唯一の木製パレット製造業者として、原木から製材・製造・販売まで一貫生産できる体制を持つ。
抱えていた課題
やったこと
コンピュータ制御により常時油圧力を監視し、設定範囲内の油圧レベルのときのみ釘打ちする油圧制御方式を確立した。これにより油圧の低下による釘打ちの不安定さを防いだ。接合部材にはステンレス製釘を用い、釘割れの発生を低減した。これらにより国産材を用いた木製パレットの品質向上と生産能力の増強を図った。
| 加工機 | コンピュータ制御油圧式釘打ちシステム |
|---|
ステンレス製釘の採用と油圧制御方式により釘割れの発生が低減され、品質向上体制が構築された。不良発生率が低減し、生産能力の増強が可能となった。その結果、木製パレットの市場競争力が向上した。既存・新規顧客の要求にもタイムリーに応えられるようになり、経営力の向上につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和19年創業で木製パレット製造から事業を始めたことは読めるが、経営戦略上の位置付けや過去取組との一貫性は具体的に書かれていない。
奈良県内唯一の木製パレット製造業者で、原木から製材・販売まで一貫生産できる点が強みとして具体的に書かれている。
海外原木高騰と国産材の釘割れ課題を認識し、油圧制御で釘打ちする方式の確立で解決を図ると書かれている。
月産約16,000〜20,000枚の生産能力は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
全社員が製造工法・技術を磨いていると書かれるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力は読み取れない。
短納期・少量多品種、小ロットからレンタルパレットまで対応する顧客ニーズへの対応が書かれ、選ばれる理由は読み取れる。
油圧制御方式の確立と釘割れ低減の手段は書かれるが、スケジュールや中長期の検証方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ステンレス製釘の採用や油圧制御による高品質化が書かれ、同分野で品質を高める取組とは読めるが、高価格化の数字はない。
国産材へのシフトや地域の林業活用に触れるが、波及効果や雇用創出の具体的記述は少ない。
不良発生率の低減や生産能力増強とあるが、補助金額に対する費用対効果を示す数字は書かれていない。
コンピュータ制御による油圧監視はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県五條市の所在地と県内唯一の製造業者という記述がある程度で、地域の経済成長への貢献は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分