高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社モスト
成果メモリー容量 1倍→3倍
| 事業者名 | 株式会社モスト |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1996年 |
モストは岡山県内向けを中心にオーダーメードの建築金物を製造し、一部は施工まで手がける。仕事の9割が岡山県内向けである。建築金物は建物の新設があると一気に仕事が増え、ない時は全く仕事がないため、需要が見込める商業施設などの看板サインの仕事を強化中である。得意とするのは超短納期やステンレス製の金物。
抱えていた課題
やったこと
金属板を抜くタレットパンチプレスとして、アマダのCNCタレパン「EMK-3612 MII」を導入した。金型上部からエアを吹き出して抜きカスを下に落とす仕組みにより、カス上がりをなくした。ニブリングはより細かいピッチで穴を開けて送れるため、痕が生じなくなった。加工データは紙テープ入力からネットワーク接続したパソコンでCADデータを直接送信する方式に変更し、機械のメモリー容量は従来機の3倍になった。V溝の加工が可能になったため、板をより精度よく直角に折り曲げられるようになった。
最新鋭のタレットパンチプレスに更新したことで、カス上がりやニブリングの痕跡がなくなり、加工品質が大幅に高まった。CADデータの直接送信によりデータ入力の手間が減り、データ量の制約もなくなった。V溝加工により板の直角曲げの精度も上がり、加工スピードや作業範囲も改善した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
父の工場で溶接を手伝い、オーダーメード・ステンレス・超短納期で生き残ってきた歩みがあり、タレパン更新はその延長として位置付けられる。
建築金物で超短納期やステンレス製品に特色があり、建物の新設に左右される受注変動を看板サインで補う戦略も示されている。
旧型機のカス上がりやニブリング痕、紙テープ入力による半分ずつの入力など課題を具体的に認識し、新型機で解決している。
記事に付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性を判断する材料が薄い。
社長は中学生から工場で作業し、板金設備を3回の補助金導入で整備してきた経験があり、遂行体制の基盤はある。
得意の超短納期やステンレス製品、施工まで手がける点が選ばれる理由として整理され、岡山県内の顧客ニーズに応えている。
導入機の具体的な機種や効果は書かれているが、導入スケジュールや中長期の検証方法についての記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
タレパンは普及した加工方式だが、ステンレスや超短納期の高水準な加工で差別化しており、高付加価値化の方向は読み取れる。
地元岡山県内向けに建築金物や施工を担い、地域で役立つ会社を目指す点から地域の雇用や需要への貢献が読み取れる。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値が示されておらず、費用対効果は判断できない。
CADデータをネットワークで直接送信する方式に変え、機械メモリーを3倍にして工場内の加工データ連携を進めている。
公開情報では判断できません。
岡山県内の建築金物と施工を地元で担い、地域の仕事を支えている点で、地域特性を活かした事業として読み取れる。
加エスピードは速く、作業範囲も大きい
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル