高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社タシロ
| 事業者名 | 株式会社タシロ |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀市 |
| 業種 | 職別工事業(設備工事業を除く) |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は50年以上にわたり型枠工事業を営み、ビルやマンション、教育機関、医療機関、公共施設など数多くの建設現場に携わってきた。大型物件、複雑な形状の物件、RC造の神社仏閣様式など特殊な物件にも対応できる技能を備え、佐賀県知事技能者表彰や全国技能士会表彰を受けた実績もある。建築分野では部材を工場で組み立てて現場に持ち込む方法が浸透しているが、型枠大工工事では現在も現場で加工・組立てが行われているのが現状である。
抱えていた課題
やったこと
型枠の材料であるベニア合板を加工するため、高精度加工機のパネルソーを主としたシステムを新たに構築した。機械に寸法を設定することで墨出しが不要となり、効率化とミスの減少を実現した。パネルソーは最大3枚を同時に加工できる。あわせてバッテリーフォークリフトを導入し、事前にユニット化した型枠を現場へ運搬できるようにした。フォークリフトは電動のため工場内に排気ガスを出さず、作業環境をクリーンに保てる。
| 加工機 | 高精度加工機パネルソー |
|---|---|
| その他 | バッテリーフォークリフト |
新システムの導入によりユニット工法を採用し、複雑な組立ての大部分を工場内で行えるようになった。型枠製品の寸法精度と品質が大きく向上し、工程全体が約半分まで短縮された。熟練技術のない作業者でも加工や組立てができるようになり、育成期間も短縮された。工程短縮により余裕が生まれて技能継承の体制も整い、大型物件の受注量を増やすことも可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上の型枠工事の実績と技能者表彰に触れ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
熟練技能者の不足や大型物件の受注増に触れ、自社の強みを活かす方向は読み取れるが、市場動向との関係は具体的に書かれていない。
墨出しや材料運搬の課題を挙げ、工程が約半分に短縮、必要人員の大幅削減、大型物件の受注量増加など数字と事実で効果が示されている。
工程が約半分に短縮、育成期間の短縮、大型物件の受注増などの効果が示されており、付加価値向上の見通しは読み取れるが数値目標は記載がない。
ベテラン技術者によるOJTや技能士派遣など体制の記載があり、従業員50人規模での遂行体制は読み取れる。
熟練不要で加工できる環境や大型・複雑物件への対応力など、選ばれる理由と顧客ターゲットが具体的に示されている。
型枠の軽量化やアルミ仮設資材への変更検討など今後の方向は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
型枠製造の工場組立ユニット工法への転換が示されるが、高付加価値化や市場の希少性を示す記述は限定的である。
地域への貢献や職人育成への言及はあるが、波及効果や雇用創出の規模を示す数字は書かれていない。
投資後に工程が半分程度に短縮され、必要人員が大幅に削減されたという効果が事例に示されている。補助金額との比較は書かれていない。
高精度加工機による工場内ユニット化は生産方式の改善だが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
佐賀県内の大型工事を手がける地域企業として、地域の人材育成に寄与する方針が示されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は作業者の負担減とコスト削減に向けて型枠の軽量化をめざし、仮設資材をスチールからアルミへの変更を検討している。今回の事業で抑えられた人員やコストを生かし、品質向上と価格競争力の強化を図るとともに、従業員の給与アップなど雇用条件の向上にも取り組み、人材確保に注力する方針である。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%