高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社きゃろっと
成果生産力 1倍→3倍
| 事業者名 | 株式会社きゃろっと |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 恵庭市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
スペシャリティコーヒーが市場で台頭し、消費者の嗜好が「多少高くても本当に美味しいもの」へ移っている。同社ではコーヒー豆の定期配達サービスの会員数が直近5年間で約3倍に増え、2012年に年間売上が1億円を超えた。需要が拡大する一方で、焙煎の再現性が難しく職人の技術に依存していた。
抱えていた課題
やったこと
国内屈指の精密機器メーカーと組み、コンセプト設計の段階から参画して、オーダーメイドの新型焙煎機を開発・導入した。焙煎時に生じる熱量や排出される風量を可視化し、火力や熱量、排気を細かく調整できるようにした。既存の焙煎機では職人の経験や勘に頼っていた部分を数値化し、大型化しても豆の内部までふっくらと焙煎できるようにした。同社4台目となる大型の焙煎機を導入し、焙煎工程の省人化も実現した。
新しい製品・サービス:新型焙煎機(精密機器メーカーと共同開発したオリジナル大型焙煎機、同社4台目)
1日の生産量(焙煎後)が約480kg増え、生産力と収益力が約3倍に向上した。職人の技術を数値化して機械化したことで、従来の味づくりを維持しながら増産できるようになった。焙煎工程の省人化により、浮いた人員を新規顧客獲得のマーケティング業務に充てられるようになり、事業全体の生産性も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
同社の強みである「唯一無二の味づくり」と、ファン拡大・定期配達の実績を踏まえ、自家焙煎機の増強が既存の事業活動の延長として位置づけられている。
定期配達会員2万4千人超、継続率98%以上、2015〜19年に会員約3倍と市場動向を示し、焙煎機の内製的な開発で他社にない味づくりを強みとしている。
生産能力不足で新規会員募集を一時停止した課題を示し、1日約480kg増産で生産力・収益力が約3倍に向上する具体的な効果が書かれている。
1日約480kgの増産、生産力・収益力約3倍向上、売上2022年10億円台見込みと数値目標が示され、実績の積み上げから実現性が読み取れる。
代表がSCAA認定などの資格を持ち、精密機器メーカーと共同で開発・導入を進めた体制が記述されている。
スペシャリティコーヒーを商品化し、定期配達会員2万4千人超・継続率98%以上というニーズの裏付けと、手紙同封などファンを得る理由が明確に整理されている。
試行錯誤を経て熱量・風量を可視化し数値化した開発過程と、既存機の大型化では味が損なわれる課題を踏まえた導入の進め方が具体的に書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
スペシャリティコーヒーは認知度・理解度がまだ低いと記述され、高付加価値の唯一無二の味づくりで高価格帯を狙う点が読み取れる。
省人化により浮いた人員を新規顧客獲得の業務に充て、事業全体の生産性向上に寄与した点が記述されている。
生産力・収益力が約3倍に向上し、当該工程の省人化で人員を別業務に振り向けられるなど、投資に対する効果が数字で示されている。
熱量・排気の数値化や熟練技能の機械化を実現した世界で唯一の焙煎機を開発し、業界の製造工程にイノベーションをもたらす事例である。
スペシャリティコーヒーという成長する市場の分野へ進出し、購買層の拡大と市場の活性化につながったと記述されている。
恵庭市を拠点に自家焙煎コーヒーを販売し、国内外の農園から豆を買い付け高付加価値を生んでいる点が記述されている。
あらゆる条件を試して味の違いを何度も確認する。この作業をさまざまな品種の豆で行っています。そうやって経験を積み重ねていくことで、唯一無二の味を創り出しているんです
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%