新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社ルバンシュ
成果ユズ精油の回収率 0.16%→0.2%
| 事業者名 | 株式会社ルバンシュ |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 能美市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1990年 |
当社は1990年の会社設立後、食べられるほど安心な自然派化粧品づくりをコンセプトにしてきた。設立当時は食用成分の原料が数えるほどしかなく、食用成分のみでの化粧品製造は困難を極めた。そのため他社製品のOEM製造にも取り組み、経営を維持しながらコンセプトの実現を目指した。
抱えていた課題
やったこと
能美市産の無農薬ユズの香りを活用し、食用成分100%のハンドソープを開発・製造するため、アロマ減圧水蒸気蒸留装置を導入した。ユズの収穫は11月以降のため、柑橘系のレモン1.5kgを同装置で蒸留抽出したところ、レモン精油3g採取で回収率は0.20%となり、社内の従来回収率0.16%を上回った。実際の生産では7.0kg以上で行うため、少量仕込みよりさらに回収率は上がる見込みである。得られたユズの果皮水と精油を配合し、容器デザインは地元の女性九谷焼作家4名に依頼して4種類で販売する計画とした。
| 加工機 | アロマ減圧水蒸気蒸留装置 |
|---|
新しい製品・サービス:能美市産無農薬ユズの香りを配合した食用成分100%のハンドソープ
ユズの香り成分を配合したハンドソープは2020年4月から発売され、取扱店は30店舗以上から希望があった。地元メディアや共同通信社を通じた全国の地方紙にも取り上げられ、商品の認知度が向上した。能美市産ユズの収穫量が限られるため製造数は年間3,000本に限定したが、発売から5か月で3,000本を完売し順調な滑り出しとなった。地域完結型の新しいビジネスモデルとして期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の食用成分へのこだわりから自然派化粧品開発に取り組んできた経緯が読み取れ、ハンドソープ開発もその延長にある。
能美市産ユズや地域の商店街を活用する方向性はうかがえるが、競争優位性を示す市場や競合の記述は読み取れない。
ユズ精油の回収率0.16%という課題を認識し、蒸留装置で0.20%に改善した点は具体的だが、高付加価値化の計画数値は薄い。
年間3,000本限定の製造数は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は記載がなく、実現可能性は判断できない。
公開されている事例からは読み取れません。
食用成分100%の香り、能美市内限定販売、九谷焼作家デザインなど価値と選ばれる理由が整理され、初年度3,000本完売の実績も示されている。
ユズ収穫は11月以降であることやレモンでの試験を踏まえた段階的な試作が示されているが、スケジュールや課題解決の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
無農薬ユズの香りを使った食用成分100%のハンドソープという点で差別化はうかがえるが、市場での普及度や高価格化の数値は示されていない。
地域完結型の新しいビジネスモデルで地元作家や商店街と連携する点は地域経済への波及がうかがえるが、雇用創出の記述は薄い。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は書かれておらず、読み取れるのは販売実績のみである。
地域の作家や商店街を巻き込む新しいビジネスモデルとして示されているが、デジタル技術の活用は記載がなく、サプライチェーンへの貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
能美市産ユズを活かし、地元作家や商工会と連携して地域完結型で販売する点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地域完結型の新しいビジネスモデルになると思っています。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg