画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社清月
成果生産性は計画の25%を上回る29.5%にアップ
| 事業者名 | 株式会社清月 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 南アルプス市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 63人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
清月は1931年に横浜で開業し、戦後に山梨県へ移転した菓子製造販売会社である。主力のロングセラー商品「イタリアンロール」は1986年の誕生以来人気が続いている。県産ピオーネを使った「甲州レーズン」はイタリアンロールに次ぐ売り上げを誇る。
抱えていた課題
やったこと
ベルトコンベア式の焼成釜を備えた製造体制を背景に、甲州レーズンに用いる直径61mm、幅43mm、厚さ4mmの楕円状のサブレ生地を製造する検証作業を行った。新たにソニックスライサーSK100を導入し、CN580に接続して重合ノズルから吐出した生地を超音波カッターでスライスした。生地の送り速度を調整でき、デリケートな生地でもみずみずしさを保てる。吐出方式により生地を伸ばして型で抜く方法を置き換え、生地の無駄をなくした。
| 加工機 | ソニックスライサー SK100 |
|---|---|
| 加工機 | CN580 |
生産性は計画を上回る29.5%向上し、1時間あたりの生産数量は210個から272個に増えた。生地の無駄が出なくなり、廃棄率は4%からゼロになった。生産性と品質を大きく向上させることができた。外販先も増えつつあり、鉄道会社や航空会社、百貨店などからレーズンサンドの取り扱いの要望が来ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ロングセラー商品や新商品開発の歴史は書かれているが、今回の設備投資が経営戦略上どう位置付くかは明示されていない。
県産ピオーネや独自の乾燥技術、大手百貨店との提携など強みが具体的に書かれ、外販先からの引き合いも示されている。
人手依存で一日の製造数に限りがあるという課題に対し、1時間あたり210個から272個へ生産性29.5%増、廃棄率4%からゼロと数値で示されている。
計画の25%を上回る生産性29.5%アップという数値目標と、実績として廃棄ゼロを達成した記述があり、実現性が高いと読み取れる。
人員や技術の継承に課題があったと書かれ、従業員63人や工場長の名前はあるが、補助事業を遂行する体制の具体は薄い。
甲州レーズンはサクサクのサブレ、添加物不使用、長期保存可能といった価値が具体的に書かれ、鉄道会社や航空会社からの引き合いもある。
巨峰やシャインマスカットのレーズンサンド開発や店舗での取り扱い拡大の意向はあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
イタリアンロールは相場200円に対し1,000円で販売する高価格化を図った商品として書かれ、高水準の高付加価値化がうかがえる。
甲府市の企業との共同開発や山梨市への店舗出店が書かれ、地域への貢献も述べられているが、波及効果の数字は示されていない。
生産性29.5%増と廃棄率4%からゼロという効果は示されるが、補助金の投入額や付加価値額の増加は書かれていない。
超音波カッターや吐出方式の導入は書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
県産大粒ピオーネを使う商品や甲府市企業との共同開発など地域資源の活用が書かれるが、雇用創出や地域成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
心を和ませ、人と人の和を生み出すお菓子を作りたい
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%