自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社ウイング
成果曲げ加工のリードタイム 45分→10分
| 事業者名 | 株式会社ウイング |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 藤枝市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1979年 |
株式会社ウイングは建築用板金加工を主たる事業とし、集合住宅やビル・工場等の玄関扉フレームを設計から製造まで個別受注で行っている。平成24年から既存フレームを壊さず新たなフレームを被せる「カバー工法」の製品を手がけ、順調に業績を伸ばしてきた。集合住宅を含むリフォーム市場は今後も増加が見込まれている。
抱えていた課題
やったこと
大型サーボ駆動プレスブレーキを導入し、一度に3個の金型を取り付けられるようにした。これにより段取りごとの金型着脱が不要となり、1台で複数の曲げ工程を行えるようになった。プレス速度を自在に調整できるため圧着時間の調整が容易になり、スプリングバックの問題を解消した。手作業で行っていた金型段取り工程の自動化と製品の高精度化に取り組んだ。
| 加工機 | 大型サーボ駆動プレスブレーキ |
|---|
曲げ加工のリードタイムが大幅に短縮し、金型段取りの自動化や工程数の削減が進んだ。配置人員も減り、スプリングバック問題の解消により品質が向上した。溶接工程でも角度補正の作業が不要になり、同工程の人員削減にもつながった。これらにより競争力が高まり、受注拡大が見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として平成13年の板金工場稼働や平成24年からのカバー工法の製造技術蓄積が書かれ、一貫性はうかがえるが経営戦略上の位置付けは明示されていない。
集合住宅の建て替え需要を取り込み業績を伸長させてきたこと、個別受注の課題を挙げた上で生産体制を強化する流れが具体的に書かれている。
曲げ工程のリードタイムが45分から10分に短縮、3.5名から2名へ削減と数字つきで課題認識と解決策が一致している。
リードタイム45分から10分、3.5名から2名への削減など具体的な数値目標の実績が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
工場体制や従業員数の変化は書かれるが、事務処理能力や補助事業の遂行体制についての記述は薄い。
玄関扉の高気密・高断熱・堅牢性という3品質と、既存フレームに被せる工法という選ばれる理由が具体的に整理されている。
今後は受注拡大と技術の進化を目指すとあるが、中長期の課題検証やスケジュールは具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
曲面造形を伴う玄関扉フレームの高精度加工という高水準の取組がうかがえるが、分野の普及度に関する記述は薄い。
住宅ストックの強靭化や建物改修工期の短縮に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
投入した大型プレスブレーキによりリードタイム短縮、人員削減、品質向上の成果が示され、費用対効果がうかがえる。
サーボ駆動プレスの導入は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献についての記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
藤枝市・焼津市の地域企業であることは書かれるが、地域特性を活かした雇用創出や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新たな生産体制をもとに競争力をさらに高め、顧客満足度を向上させて受注拡大を目指す。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分