高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社タナカ
成果物流部門の作業時間合計 135分→105分
| 事業者名 | 株式会社タナカ |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 四日市市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 従業員数 | 22人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1912年 |
明治45年の創業以来、三重県を中心に大型テントの鉄骨加工やテントシートの取付工事を行う工事部門と、工業用品や産業資材の販売物流を行う物流部門の2部門で営んでいる。工事・物流ともに引合いが増加し、非常に短期間での見積り回答や工事完了納品が求められる案件の受注割合が高くなっている。取引先は四日市市を中心とした県内の製造関連事業所やコンビナート関連企業など固定の事業者がほぼ全数を占めており、今後コンビナートの拡大・新設の計画はないため、県外進出や固定の事業者以外への営業が必要とされている。
抱えていた課題
やったこと
機械装置・システムを選定し、業者に発注した。当社の業務体系に合わせてシステムが導入できるよう、必要な仕様等について発注先と綿密な打合せを行い、オリジナルシステムを作成した。より当社に適合した効率性の高いシステムとなるよう改善点を検討し、パソコン20台全てにシステムをインストールした。見積書等のデータを共通システムで作成し、入荷も含めてチェックする運用とした。社外でもシステムを利用できるようにし、導入効果の確認・検証を行った。
| ソフト | 販売管理ITシステム(オリジナルシステム) |
|---|---|
| その他 | パソコン(20台) |
受発注をシステム化したことで社内全員が対応できるようになり、受注漏れや処理漏れが減少した。全てがシステム上で共有されることで、不良品や誤発注も減少した。物流部門と工事部門の作業時間は、それぞれ128%・142%の効率化となった。社外からシステムを利用できることで営業活動も効率化され、事務の効率化も図られた。一方で目標に未達の項目もあり、社員がシステムに慣れ、原因への対策を立てれば目標到達は可能と考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の大型テント工事・物流事業を営むと記載があり、業務効率化の位置付けは読めるが、経営戦略上の明確な位置付けは具体的に示されていない。
約200万点の既製品取扱いや短納期案件の受注割合の高さ、固定顧客中心の現状が書かれており、強みと外部環境は読み取れるが、競争優位の説明は薄い。
受発注ミス・受注漏れ・システム23年前などの課題が明示され、物流・工事の時間を128%・142%に効率化する目標と実績が示されている。
物流で135分から105分、工事で300分から210分の時間短縮と売上5年後12.5%増の目標が数字で示されている。ただし目標に未達の項目も多いと記載されている。
現場社員を導入検討から参画させ、発注先と綿密に打合せしたと書かれているが、従業員22人の中での事務体制の詳細は読み取れない。
短期間の見積り・納品が求められる案件の受注割合が高いというニーズは書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
導入後の未達項目への対策は社員の慣れと原因分析によると述べられているが、中長期のスケジュールや遂行方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
テント工事や販売物流は一般的な分野で、高付加価値化や高価格化を図る記述はわずかにうかがえる程度である。
コンビナート関連企業や地域の製造業との取引が中心と書かれており、地域への関わりはうかがえるが、国が補助する積極的理由は読み取れない。
導入による時間短縮率は示されているが、補助金投入額に対する付加価値額の増加や費用対効果の数値は示されていない。
販売管理ITシステムの導入による業務効率化はうかがえるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
三重県四日市市を中心に県内事業者と取引すると書かれており、地域性はうかがえるが、雇用創出や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は品質を保ったまま、1件でも多くの案件を取りこぼさず受注することや、職人・人員の確保が重要と考えている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
手作業で行っていた溶接工程に自動溶接ロボットを導入し、高品質な溶接加工の実現を目指した。