下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
竹腰永井建設株式会社
| 事業者名 | 竹腰永井建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 白山市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 情報処理,測定計測 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1978年 |
竹腰永井建設は白山の砂防工事と登山道整備を主に手がける。創業は白山登山口近くの永井旅館にさかのぼり、山間工事や白山国立公園の登山道開拓への関わりから土木・建設事業へ広がった。山間地の砂防工事は雪解けの5月から12月上旬頃までしかできず、冬場は工事ができない上、工期が1カ月と短いこともあって利益を十分得にくい。さらに労働力不足という深刻な問題も抱えていた。
抱えていた課題
やったこと
平成31年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金を利用し、高度なUAV測量技術を持つアイエイチプランニングと連携した。測量用UAV、UAV用カメラ・レーザースキャナー、3次元データ作成・処理ソフト、点群処理ソフト、処理用PCを一式導入し、現場の構造体情報を共有するために3Dプリンターも設置した。これにより、UAVによる写真測量から3次元測量データ作成、設計・施工計画、ICT建設機械による施工まで、ICT施工に必要な全工程を自社で対応できる体制を整えた。前年から一部工程で機材を導入して準備を進めており、その施工事例の経験を生かしてICT施工の完全内製化に取り組んだ。導入当初はノウハウ不足な場面もあったが、堰堤の掘削工事では狙い通りの生産性・安全性向上の効果が得られた。
| その他 | 測量用UAV |
|---|---|
| 検査測定 | UAV用カメラ・レーザースキャナー |
| ソフト | 3次元データ作成・処理ソフト |
| ソフト | 点群処理ソフト |
| その他 | 処理用PC |
| 加工機 | 3Dプリンター |
ICT施工の全工程を自社で対応できる体制が整い、外注に頼っていた工程を内製化できた。堰堤の掘削工事では狙い通りの生産性・安全性向上の効果が得られ、国や県からの期待も高まっている。機械・設備の導入で省人化を実現し、入札での表彰による加点評価が受注獲得につながったものもある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
砂防工事や登山道整備を主業とし、創業の経緯から山間工事に関わってきたことは読み取れるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
山間地工事は冬場に施工できず利益が出にくいという市場環境と、ICT施工の経験値が少ない弱みが書かれているが、競争優位の説明は薄い。
労働力不足や安全性確保の課題を認識し、全工程を自社で手がける内製化を決めたと具体的に書かれており、課題と解決策の対応が読み取れる。
堰堤掘削で生産性・安全性向上の効果が得られたとあるが、付加価値額や賃上げの目標値や数値は示されていない。
若手10人ほどを選抜し、UAV操縦の資格取得準備を進めると書かれており、体制づくりの具体策が読み取れる。
山林の地境把握や安全調査の必要性が地元で期待されていると書かれ、ニーズの裏付けはあるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
既に一部工程を導入し準備を進めたという段階的な経緯は読み取れるが、今後のスケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
UAV測量とICT施工の内製化は、実例が少ない中での成果として国や県から期待されていると書かれており、新規性はうかがえる。
山林の安全確保や地境把握、国や県からの期待など公共性は書かれているが、経済波及や雇用創出の数値は示されていない。
補助金で内製化を前進させたとあるが、投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
UAV、3Dプリンター、点群処理などの先端技術を組み合わせ、山間地の砂防ICT施工の全工程内製化を実現したと具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
白山の山間地域の砂防工事と安全確保という地域特性を活かし、地元の山林安全に貢献する事業であることが具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地元では将来、山林の地境線を把握することが難しくなることが危惧されており、安全に調査できるようUAVや3Dプリンターの活用に期待が寄せられている。令和4年にはUAV操縦の免許取得義務化の動きがあるため、若手を中心に10人ほどを選抜して資格取得の準備を進めている。今後も山林地域の安全を守っていく方針である。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
H形鋼への開先加工などを行う旧型加工機を、新型の開先加工機へグレードアップした。
効果:月産能力 200トン→300トン
手作業で行っていた溶接工程に自動溶接ロボットを導入し、高品質な溶接加工の実現を目指した。