ものづくり補助金平成24年度島根県

設備増強と人員増強による効率的なフレキシブル生産体制の確立

株式会社誠和商会

成果従来からの6キロレーザー加工機と合わせて計4台のレーザーを保持し、生産能力は格段に向上した。

この事例のポイント

  • レーザー加工機の老朽化により作業能力が低下し、オーバーフローした受注を本社工場で生産せざるを得なかった。
  • 厚み0.5ミリから12.0ミリ、最大加工範囲1524ミリ×3048ミリに対応する「4キロレーザー加工機」を導入した。
  • 従来からの6キロレーザー加工機と合わせて計4台のレーザーを保持し、生産能力は格段に向上した。4台のレーザー加工機を保持することで生産能力は格段に向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社誠和商会
所在地島根県 広島市
業種金属製品製造業
技術分野塗装
従業員数56人
資本金4,962万円
設立1951年

事業の背景

1951年創業の鉄鋼製品の切断・前加工を行う会社で、切断だけでなく穴あけや折り曲げなど溶接前の前加工をすべて担っている。業界全体の分業化が進み、同社の業務量は次第に増えてきた。1994年から使っていた加工機が老朽化していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力レーザー加工機の老朽化により作業能力が低下し、オーバーフローした受注を本社工場で生産せざるを得なかった。

やったこと

厚み0.5ミリから12.0ミリ、最大加工範囲1524ミリ×3048ミリに対応する「4キロレーザー加工機」を導入した。あわせて2トンの梱包品をストックできる6段棚のパレットチェンジャーを導入した。従来からある「6キロレーザー加工機」と合わせて計4台のレーザー加工機を保持する体制とした。導入後は所有する機械がいずれも自動運転可能なため24時間連続稼働でき、CADで切断プランを作成するため小ロット生産も容易になった。

  • 加工機4キロレーザー加工機
  • その他パレットチェンジャー6段棚、2トン梱包品対応

事業の効果

  • 従来からの6キロレーザー加工機と合わせて計4台のレーザーを保持し、生産能力は格段に向上した。

4台のレーザー加工機を保持することで生産能力は格段に向上した。所有する加工機はいずれも自動運転が可能なため24時間連続稼働でき、短期納品や大量注文も受注できるようになった。CADで切断プランを作成するため小ロット生産も容易になり、今は頼まれた仕事をほぼすべて引き受けられるようになった。島根県全域と広島県内からの受注にも対応している。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.5 / 514観点のうち13観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

伸びしろがあった観点

  • 2
    付加価値・賃上げの目標付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、受注増の方向性がわずかにうかがえるだけである。
経営戦略との整合性3.0
  • これまでの取組との一貫性3

    切断販売から前加工を担う事業へ発展した経緯は読めるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    1円玉から12メートルの鋼板まで対応し、島根県全域と広島県内に受注する点はうかがえるが、競争優位の根拠は薄い。

  • 課題の認識と解決3

    老朽化で作業能力が低下し本社工場に回していた課題が書かれ、4キロレーザー導入で解決したと読める。高付加価値化への言及は薄い。

事業の実現可能性2.6
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、受注増の方向性がわずかにうかがえるだけである。

  • 事業を進める体制3

    従業員56人で熟練工やベトナムからの研修生4人を採用したとあり、人材面の体制は読み取れるが事務処理能力は不明。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    短期納品や小ロット対応、顧客満足向上による新規受注という選ばれる理由は書かれているが、ニーズの裏付けは薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後の遂行方法やスケジュールの記載はなく、顧客満足を重視する方針がわずかにうかがえるだけである。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性2.0
  • 新しさ・高付加価値2

    鋼板の切断加工は一般的な分野であり、高付加価値化や高価格化を図る記述はわずかにうかがえるだけである。

公的補助の必要性2.0
  • 波及効果・雇用2

    島根県全域や広島県の受注を担う地域への関わりはうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の記述は薄い。

  • 費用対効果2

    投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれておらず、生産能力向上が示されるだけである。

  • イノベーションへの貢献2

    CADで切断プランを作成しレーザー加工機を自動運転する点はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。

政策面3.0
  • 成長分野への進出ー

    公開情報では判断できません。

  • 地域経済への波及3

    島根工場を中心に県域を超えて受注する地域の事業であることは読めるが、雇用や地域成長への寄与の数値は薄い。

事業者の声

今は頼まれた仕事をほぼすべて引き受けることができるようになりました

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。