金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
シバセ工業株式会社
| 事業者名 | シバセ工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山県浅口市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
岡山県発祥のストロー産業は、近年海外製の格安ストローの影響で市場が圧迫されている。当社はこの状況の中で生き残りをかけ、飲料用途以外のストロー製造に活路を見出そうとしている。飲料用途以外のストローは「工業用ストロー」(薄肉樹脂パイプ)と呼ばれ、医療用分析機器向けのサンプリングチップやアルコール検知器の吹き口部品など幅広い用途でニーズが高い。
抱えていた課題
やったこと
既存製造設備の要所に自動計測用センサーを設置し、水温、エアー流出量、電力量などを数値化して監視できる装置を導入した。外径の測定にはCCDレーザーセンサーを用いた測定システムを社内で設計し導入して全数をチェックできるようにし、測定データをモニターにリアルタイムでグラフ表示して不良の予兆を読み取れるようにした。測定結果をもとに不良品を自動排出するユニットを設置し、冷却水槽から出たストローの水分をエアーブローで吹き飛ばす高速乾燥機「エアワイパー」を導入して、エアー使用量をセンサーで数値化しコンプレッサー電力量を削減した。従来のディスクカッターに代えて、パルスモータに直接カット刃を取り付けて間欠的に高速で動かすパルスカッターを追加し、新旧両カッターを使えるように改造した。これにより1m以上の長い工業用ストローにも対応できるようになった。
新しい製品・サービス:精度の高い工業用ストロー(薄肉樹脂パイプ)の新商品
製造設備の改良により、顧客ニーズに合わせた精度の高い工業用ストローを安定して量産できる体制が実現し、不良が大幅に減少した。以前は対応できなかった工業用ストローの引き合いにも応じられるようになった。設備の状態を数値で監視できるようになり、歩留まりロスが格段に減少した。調整時間が減り生産性が向上し、計測データを日時とともに保存して過去に遡って分析できるため、問題の早期解決につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
飲料用以外の工業用ストローへの転換が経緯として書かれるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは明示されていない。
海外製格安ストローで市場が圧迫されたことと、高精度・幅広サイズ対応が必要な工業用ストローへの活路が書かれている。自社の経営資源の強み・弱みは具体的でない。
既存設備では安定生産できない課題を示し、外径測定システムや自動排出で不良流出を解消すると具体的に説明されている。
歩留まり改善や調整時間減少は書かれるが、付加価値額増加や賃上げの目標数値は示されていない。
公開情報では判断できません。
医療用分析機器のサンプリングピースやアルコール検知器の吹き口など具体的な用途と、高精度需要が示されている。
設備導入の内容と順序は示されるが、中長期の検証やスケジュールについての記載は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
工業用ストローは高精度を求められる分野とされるが、一般的な普及度や高価格化の水準を示す数値は書かれていない。
岡山県発祥のストロー産業の衰退という地域性が触れられるが、波及効果や雇用創出の記載は見当たらない。
不良品混入ゼロや歩留まり改善は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値はない。
CCDレーザーセンサーによる全数測定とリアルタイムグラフ表示、データ保存による分析など、デジタル技術の活用が具体的に書かれている。
公開情報では判断できません。
岡山県発のストロー産業という地域性はうかがえるが、地域経済を牽引する雇用や成長の記載は見当たらない。
多くの可能性がある精度の高い工業用ストローの新商品を今後提案していきたいと考えている。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
過熱水蒸気を利用した梅加工設備一式を購入し、製品の試作開発と成分分析を行った。
効果:糖度 7.7%→8.6%
厚物用1本針ミシンをベースに、1本針と2本針を切り替えるスイッチ機能と送り機能などを改造した特別仕様のミシンを開発した。
効果:溶着幅 25mm→40mm