しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
株式会社テオリ
| 事業者名 | 株式会社テオリ |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 倉敷市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
当社が生産する竹素材製品は、2008年の北海道洞爺湖サミットの環境コンセプトハウスで各国ファーストレディ用の椅子として使われ、ニューヨーク近代美術館のミュージアムショップでも取り扱われるなど、デザイン性が評価されている。取引のある欧米2か所のミュージアムショップだけで毎年約1000万円の売上があり、高価格帯製品として市場で受け入れられている。竹を2次元方向へ湾曲加工する技術は開発されていたが、3次元方向に自由に曲げる技術は開発されていなかった。
抱えていた課題
やったこと
1次元に曲げた部材から2mmの挽板を曲線に沿ってスライスする独自の専用機「竹材薄挽き機」を開発した。この専用機で2mmにスライスした部材を型板に沿わせ、3次元曲げに成形する技術を開発した。成形した竹材を効率的に円断面に加工するため、ルーターの専用作業台を作成した。これにより仕上げ面を今まで以上に平滑に仕上げられるようになり、製品の品質が高まった。新たな工法により、脚と背もたれが一体構造となった竹集成材の椅子を試作開発した。パーツの接合部がないため荷重が分散され、従来品より強度が高くなった。
新しい製品・サービス:脚と背もたれが一体構造となった竹集成材の椅子、およびそれに合わせて制作したデザイン性の高いテーブル
3次元曲げによる椅子の生産が可能になり、新製品として椅子とテーブルをセットで上質な高価格帯製品として販売を始めた。仕上げ面の平滑化により製品品質が高まり、従来品より強度の高い椅子となった。東京のインテリア展示会での披露を皮切りに、国内家具展示会への出展、自社ショールームでの展示会、フランスへの出展計画など営業活動を積極的に行っている。今後は富裕層やアッパー層を顧客に持つ家具店をターゲットに売上を伸ばしたいと考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
竹集成材による家具製造の経緯と、MoMAでの取り扱いや欧米ショップでの年約1000万円の売上が記載され、既存事業との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
欧米ミュージアムショップで年約1000万円の売上や高価格帯での受け入れが示され、3次元曲げ技術で国内で未成功の新市場を狙う強みが具体的に書かれている。
成形と集成を同時に行う工法で生産性の低さを解決する課題認識はあるが、高付加価値化の数値目標や事業計画の具体性は薄い。
高付加価値化や賃上げの目標値は記載がなく、売上を伸ばしたいという方向性のみがうかがえる。
開発や展示会出展の経験はうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述は見当たらない。
富裕層やアッパー層、インテリアに感度の高い顧客を家具店ターゲットとし、デザイン性や強度の優位性が示されている。
試作から椅子・テーブル製作、展示会出展、フランス出展計画まで段階が書かれ、中長期の流れはあるが課題解決の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
竹を3次元方向に自由に曲げる技術は国内で成功例がなく、高価格帯で同分野の高付加価値化を図る点が明確に書かれている。
環境サミットでの採用やデザイン評価は触れられているが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は記載がない。
従来品より効率的で圧倒的な競争力を得られるとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
独自専用機の開発や工法の革新はうかがえるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開情報では判断できません。
竹材という地域資源を活かし、高付加価値製品で新市場を開拓する点が示されているが、地域雇用や経済成長への言及は薄い。
富裕層やアッパー層を顧客に持つインテリアに感度の高い顧客を持つ家具店をターゲットに、売上を伸ばしていきたいと考えている。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
空気圧シリンダー部品は気密性を確保するため非常に高い加工精度が求められ、微細なキズがつかないよう材料搬入から納品まで厳密な管理が必要だった。
効果:1本あたりの加工時間 59分→13分
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個