南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社朝日化成
| 事業者名 | 株式会社朝日化成 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 嘉麻市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 33人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1970年 |
製品はプラスチックトレーで、食品や工業製品の収納に使われている。成型には木型を使い、木型は金属製より早く作れて軽く、取り扱いも比較的簡単なため、多品種少量のトレーに適している。最近はインターネットなどで当社を知った方からの製作依頼が増えているが、型の製作時間が長く、製作時間の短縮が課題になっていた。
抱えていた課題
やったこと
木材を削って木型を作る新型のNCルーターを導入した。機種は従来使っている加工機と同じメーカー製を選び、慣れた操作で使えるようにした。導入により加工時間が短縮され、従来は半分ずつ加工していた大きな型も一回の加工でできるようになった。従来使っているルーターも必要に応じて併用し、生産能力の向上に役立てている。
| 加工機 | 新型NCルーター |
|---|
形状によって異なるものの5~15%の木型加工時間の短縮に成功した。木型製作を外注する必要がなくなり、外注費用を削減できた。大きな型を一回の加工で作れるようになったことで、より多くの製品を一度に成型できるようになった。急な注文にも対応しやすくなり、型製作の対応力が上がって仕事の幅が広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
木型製造の効率化を課題とし、過去の取組との関係は書かれていないが、経営革新計画や新連携の経験を活かしたとある。
短納期・多品種化への需要や、インターネットで増えた製作依頼に触れている。強みとしては木型の使い勝手と型作りやすさが挙げられている。
課題は木型製作時間の長さ。NCルーター導入で形状により5~15%の短縮に成功し、外注費も削減したと数字で示している。
形状により5~15%の加工時間短縮に成功したと具体的な数値があり、外注削減も示している。付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
担当は課長代理の横山氏とあるが、体制や人材の確保、事務処理の能力については書かれていない。
木型は多品種少量のトレーに適し、顧客からの製作依頼や急ぎの注文が増えていると述べ、ニーズの裏付けがある。
NCルーターの導入と成果は書かれているが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
木型で多品種少量の製造に対応する点を述べているが、分野の普及度や高付加価値化の水準は具体的に書かれていない。
地域の企業としての言及はあるが、雇用創出や波及効果などの国が補助する積極的理由は書かれていない。
外注費の削減や加工時間の短縮が示されており、費用対効果を一部うかがえる。投入額と付加価値の関係は書かれていない。
NCルーターの導入で加工を効率化したとあるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福岡県嘉麻市の企業として地域に根ざした事業だが、地域の特性を活かした雇用創出などの記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
当工場の生産工程のボトルネックであった鉄骨の自動切断と開先加工において、自動切断機と開先加工機を導入した。
効果:工場の全体生産能力を約30%程度向上